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仕事を受ける際に注意したいこと

ウェブライターをしている中で、依頼人である相手方の、ちょっと詐欺まがいのケースについて書こうと思います。

テスト依頼しかする気がない

ちょっと前に、某お仕事募集サイトで流行った(?)のですが、テスト依頼と称して格安の料金を提示し、その後何かと理由をつけて本依頼はしないパターンです。
テスト依頼はライター側の実力を見るためなので、無論、テスト執筆の結果でお断りを頂くこともあります。しかし今回のケースでは、ほかにも大勢の方がテストのみで終了、熟練のライターさんも多くいらっしゃり、事の次第が発覚したようです。

これは今までの依頼実績などを見るしか確認の術がなく、新たにアカウントを立ち上げて募集をかけている場合だと、うっかり引っかかる可能性が高いのが厄介。ほかの対処としては仕事を受ける前に細かく事象を確認する、納品前にも連絡を入れるなど、小まめにアクションを起こすぐらいでしょうか。こういう輩は連絡がまめでなく、依頼したらあとは不通ということもあるので。

成果に応じて報酬アップします

続いては、契約の後に関するトラブル。問題なのは、この報酬アップの具体的な内容を明かしてくれないことです。分かりやすい例では
・契約を1年続ける
・1か月など一定期間内の記事投稿が多い
・執筆記事のアクセス数が多い

などがあります。が、依頼者によってはこの内容を明かさず、またこちらから質問をしても回答がないことが。

このケースは、上のケースほど詐欺ということはないのですが、でも不安なら受諾しない方がよいです。特にボーナス無し状態の報酬が低い場合は、テストのみ依頼のパターン同様、報酬アップと煽ることによって、ライター側へ結果的に高額になると印象付ける作戦の可能性も高いので。
またアクセス数による評価・ボーナスの場合は、ライター側でアクセス数が調べられるのかも確認しましょう。

前払い・仮払いを行わない

ライターと依頼人が直接やりとりをする場合、依頼人が完全に後払いだと、執筆した記事を受け取ってはいさようならとされる、それこそ本当に詐欺のケースが存在します。
仕事依頼サイト・仲介系のサービスはそのデメリットを無くすため、報酬の一部もしくは全部を契約締結と同時に一旦仲介サービスに預け、ライター側で納品が完了後、報酬がライター側に届くという仕組みを取っていることが多いです。
ですがこの仕組み、あくまでシステム上の事象なので、穴も少なくありません。

例えば依頼人が仲介サービスに振り込む前に、ライター側に納品させようとするケースがあります。多くの場合、理由は記事数が変動するため。1記事ごとに支払うのではなく、月毎などまとめて支払いたい依頼人の場合、月末などに記事数を確認する必要があるため、それまでの間は振込を行いません。実質として、ライター側が執筆を終えてから振り込まれているのと変わらない結果になってしまっているのです。

記事数が変動することで手間になるなら、予め月初めにライターごとに記事数を決めてしまえばよいのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし依頼人側では「もっと書いてくれるかもしれない」逆に「都合で書けなくなってしまったと言われるのが面倒」などの理由で、応じてくれるケースはほとんどありません。


無論、ある程度慣れてきた・信頼のおける間柄の相手であれば、後払いは気になりません。仲介手数料などが無くなる分、むしろ直接のやり取りはメリットなので、例えば最初の数回ぐらいは、前払い・後払いをして来ればいいのにと感じます。
仲介サイトによっては、きちんと契約違反として対処してくれることもあるのですが、それならそれで、最初から直接的な契約にしてしまってもいいのではと感じてしまいます
(その場合は個別に振込をしなければならず、やはり依頼人としては面倒みたいです)。

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