
ボタン1つでスマホ操作を実行できるマクロ機能をご紹介(Galaxy専用)(5/8)
先日、Galaxy S20+のサイドキー長押しにGoogleアシスタントを割り当てるnoteを書きました。
その時にご紹介したユーティリティが、Samsung純正アプリなのに日本では提供されていないGood Lockというアプリと、そのGood Lockに追加された新モジュールのRoutines +ですね。
この辺のユーティリティについては、詳しくは前回のnoteを参照くだされ。
前回はBixby Routinesに追加された「条件(IFTTTでいうところのIF)」項目としてのプラグインの一つ「Button action」を活用しておりました。
今回は「実行内容(こっちはTHEN)」に追加されたプラグイン項目「Touch macro」をご紹介するnoteなのです。
このTouch macro、要はスマホのスクリーン上でタップやスワイプした操作を「記録」して、好きな時に実行できるというもの。
例えば、プライベートDNSを設定して、スマホの全てのアプリからの通信において広告ブロックするとします。
この場合、設定アプリで上記のような感じで操作していく必要があるのですが、まれにこのadguardと相性が悪いアプリ(楽天とか)をどうしても使いたい時には、プライベートDNSを解除する為に同じ操作をいちいちしないといけません。
で、この一連の操作を記録して「マクロ」にしてしまえるんです。
このように、どこをどのようにタップするかが記録され、実行するとまずそのアプリが開いた後に記録した手順が自動で処理されます。
また、タップだけじゃなくてスワイプなんかも(緑色の軌跡のように)ちゃんと記録されるので、スクロールさせた処理とかをマクロに混ぜても大丈夫。
こうやって記録したマクロは、Bixby Routinesの機能で「ボタン」にしてホーム画面に配置できます。
私の場合、
・OSのアップデートをチェックする「chkUpdate」
・スマホの電話番号をアプリからコピってくる「PhoneNumber」
・先程のプライベートDNSをセットする「pDNS on」
・そしてプライベートDNSを解除する「pDNS off」
なんかを作って、ホームに置いて使っています。
このマクロ、画面上の絶対座標を記録するものなので、動的にタップ場所が変わってしまうようなアプリには向かないと思いますが、一方で「設定」アプリの奥底の項目へのショートカットを作るような用途には向いてるんじゃないかなーと思います。
また、Bixby Routinesだと実行条件(IF)も指定できるので、例えば
・「あるアプリを開いたときに定型操作を実行」とか
・「充電開始時にバックグラウンドアプリを全て閉じる」とか
アイデアとニーズ次第で色々できそうです。
前回のnoteでも書いた通り、とにかく日本においてGood Lockを導入するハードル高すぎ問題があるのですが、Galaxyスマホをお使いでかつ剛の者はチャレンジしてみてはいかがでしょうかー。
【昨日のnoteはこちら】
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