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Ep.15 バランスのお話

Ep. 15 バランスの話

こんにちは。ライアンです。

前回話がとても脱線してしまいました。

今回のお話は『バランスが大事なんじゃないか』
という考えについて書いていこうと思います。


メンタルダウンして心身ともに疲弊していた私は、
とにかく楽になりたい、癒されたい、この沈んだ自己肯定感を上げたいと
ずっと考えてました。

うつ状態初期は活字が読めなかったので、YouTubeで自然や癒しなどのテーマで
適当に動画を見てました。
その中でたまたま、養老先生(バカの壁で著名な)の動画が出てきました。

過去のNHKか何かのインタビュー動画だったのですが、
その内容が結構心に響きました。

特に印象に残ったものを書き出します。
(養老先生の言わんとされてる内容と異なるかもしれませんが、
あくまで私が解釈した理解は以下でした。)


・頭で考えるな。身体に訊け。
→人間は頭で考えすぎて、身体からの声をないがしろにしているっていうこと、
理屈ではなく、身体からのサインに耳を傾けろ、ということと理解してます。
昨年11月末から不眠の症状が出ていたこと、吐き気、食欲減退、動悸など様々な症状がでていたのにも関わらず、私は放置してました。

こういった異常症状は『心』(脳)から『身体』へのサインなんですよね。
結構、限界きてるぞ〜って。
でもまあ気合いと根性で何とか今までも乗り切れてきたから、今回もいけるっしょ、って思っちゃってて、結果的にそれが良くなかったです。



・環境なんてものはない。人間が作り出した概念
→そもそも『環境』というものは存在しないという話。なぜなら人間も環境の一部だから。
私たちは豊かな土壌の畑で米や野菜を育て、スーパーで買うにせよ、それを口に運んで食べています。身体の中でエネルギー源となり、排泄し、処理場で浄化され、また川に戻って行きます。海に戻り、太陽の光で沖合いで蒸発し、雲を作り、陸上に雨をもたらす…
つまり、人間も環境の完全なる一部なんですね。
養老先生が仰ってるのは、どうして土と人間が区別できようか(いいやできない)ってことです。
この考えは当たり前と言えばそうなのですが、改めて言われるととても腑に落ちました。

働いて忙しい時って、当たり前ですが、なんかこう言う概念を完全に忘れがちになってて、
人間がこの世を支配しているんだ、と言わんばかりの考えにとらわれてました。
でも、人間も環境の一部だってことは心の片隅にでも入れておいた方がいいと思いました。
これもバランスが大切だなと。


つづく


RYAN



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