Yamashita Ryuta

リクルートやスタートアップでの事業運営経験を活かし、事業戦略・マネジメント・組織コミュニケーションなどの知見を紹介。現在はオーディオブックの会社で法人事業を担当してます。

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リクルートやスタートアップでの事業運営経験を活かし、事業戦略・マネジメント・組織コミュニケーションなどの知見を紹介。現在はオーディオブックの会社で法人事業を担当してます。

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その仕事の目的は何か?

スピード=無駄な事をしないこと。事業運営していく上で、ヒト/モノ/カネの全てが大手と比較して足りないスタートアップにとっての唯一の武器は「スピード」である。 意思決定のスピード。 実行までのスピード。 振り返りからNextActionまでのスピード。 失敗からの立て直し/改善のスピード。 また、スピードを大事にするということは「無駄なことは極力しない」ということ。 でも、厄介なのは、仕事において無駄なことは一見すると、無駄に見えない。 誰に言われても無駄な事はやらない。

    • じぶんの価値観を言語化する

      メモの整理2022年4月、約3年間続けていた仕事が終わる。 少し時間ができたので過去の手聞きメモを読みながら 3年間を振り返った。 すると、組織運営に悩んでいた自分が残した 1つのメモが目に止まった。2020年11月のことである。 当時の状況思い返してみると、当時2つの事業を運営していた。 事業成績は停滞し、組織内に諦めのムードが蔓延。 悪循環は連鎖し、 何か新しいことを始める勇気も元気も奪われる。 簡単にいうとそんな状況だった。 どうにかしようと考えれば考えるほど、

      • 韓国ドラマと日本の企業経営

        韓国ドラマの魅力2ヶ月ほど前になるが、ふとNetflixで「スタートアップ」という韓国ドラマを観て以来、僕はずっと韓国ドラマというコンテンツにハマっている。 なんとなく見始めた第1話。たまに入るコミカルなやりとりにクスッとしながら小気味よい緩急を味わいつつ、そろそろ一段落かなと思った途端、劇的な状況がそれまでの平穏な空気を一気に崩しにかかってくる。 そんな状況で第1話が終わるものだから、次のストーリーが気になってしようがない。食い気味に画面右下の「次のエピソードを見る」を

        • ポジティブな思い込みが未来を変える

          なぜ、正しく伝わらないのか?コミュニケーションにおける問題の1つとして 「相手に正しく伝わらない」というのがある。 問題は、伝える側にあるのか? それとも、伝えられる側にあるのか? 正解は「伝える側の問題」というのが一般的。 伝える側が、伝えられる側の立場になること。 相手の前提知識や理解度を踏まえて話す。 時々相手の反応をみたり確認しながら、 端的かつシンプルに、事例を盛り込みながら、 情報の粒度と抽象度を調整して説明する。 上記はいずれも「伝える側」の対策である。

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        その仕事の目的は何か?

          パワポの極意 Part.1

          はじめにいきなり偉そうなことを言うが、 プレゼンを聴いていて、たまに思うことがある。 伝わらなくてもったいない。 発表者はきっと資料作成に時間をかけただろう。 でも、きっと伝わらない。 このプレゼンは、誰に一番伝えたかったのか? このプレゼンは、何を一番伝えたかったのか? このプレゼンは本当に何かを伝えたかったのか? それとも、「伝え方」を知らないのか? 「伝え方」に重要なことは2つだと思っている。 シンプルであること ディテールにこだわること なぜ、重要か?

          パワポの極意 Part.1

          マネジメントに悩んでいる人達へ

          はじめに先日、会社の組織に関する話を聞いていて、ふと気になる発言があった。 「メンバーが10人に増えてマネジャーとして管理することが大変」 「マネジャーはしっかりとメンバーにガバナンスを効かせる必要がある」 何が気になったかというと、これらの発言は全て、マネジャーがやる「マネジメント」という業務がメンバーを「管理=コントロールすること」だと捉えている点。 世の中に「マネジメントとはこうあるべき」という本は多数存在しており、ピーター・F・ドラッカーが有名だが、読むとかなり

          マネジメントに悩んでいる人達へ

          論点思考こそ最大の武器

          いま、取り組むべき課題は何か?「◯◯さん、あなたが取り組んでいる課題は何ですか?」 僕は会社でメンバーと1on1をするときに、よくこの質問をする。大抵の人は忙しく、複数の課題を教えてくれる。そこで次にする質問が、「そのなかであなたが今、一番取り組むべき課題は何ですか?」である。 この質問は、自分にもよく投げかけている。事業における意思決定の時だけでなく、忙殺される日々のなかで都度、自分に問い、検証しながらタスクの優先度を決めている。僕は、仕事において「いま、何の課題(=

          論点思考こそ最大の武器