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「DIE WITH ZERO」を読んだ。

ビル・パーキンス署の話題のこの本読んで見ました。今まで投資などの資産を増やす本ばかり読んできましたが、これは思い出を作るためにも必要な時金を使うべきという内容です。それは何故なのか。要約していきます。

1.今しかできない事に投資する。
人は喜びを先送りし過ぎる。今しかできない事に惜しみなく金を使うべき。年を取って金を使っても経験を最大化できない。人生の充実度を高めるのはその時に相応しい経験である。死ぬまでに金をすべて使い切る。

2.一刻も早く経験に金を使う。
人生で一番大切な仕事は思いで作り。あなたが誰であるかは日々の経験の合計で決まる。人生の最後に残るのは思い出。思いだすことで人生の出来事を再体験できる。経験することで記憶の配当がどんどん増えていき雪だるま式に幸せが増える。とにかく早い段階で経験に投資すべき。年齢を重ねるこどに多くのリターンが得られる。

3.ゼロで死ぬ。 
働くことだけを習慣にすると、金は入るがその時間が失われている。生きているうちに金を使い切ることで経験を効率化。老後に残る金はほとんど使いきらずに終わる。年をとると出来ることも限られるのでお金を使わなくなる。

4.人生最後の日を意識する。
人生の残りの時間を意識して、人生の喜びを最大化する方法を探す。

5.子供には死ぬ前に与える。
自分が死んでから資産を与えるのでは遅すぎる。たいていの場合、相続資産は60歳前後で受け取ることが多い。金の価値を最大化できる年齢は26〜35歳の間である。その時に譲り受ければ効果的に使える。

6.年齢にあわせて金、健康、時間を最適化する。
体力が衰えた時には難しい経験は早めにするなどバランスを考える。

7.やりたいことの賞味期限を意識する。
年齢を経てしまうとできない経験は多い。どんな事も最後のタイミングがやってくる。今の年齢でないとできない事は多い。
死ぬ前に後悔すること1位が「勇気をだしてもっと自分に忠実に生きればよかった。」 2位が「働きすぎなかったらよかった」3位は「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった。」
人は終わりを意識すると時間を最大限に活用しようとする。

8.45〜60歳に資産を取り崩し始める。
一年間の生活費✖️人生の残り年数✖️0.7で残りの人生で最低限必要な資金が概算できる。
人はだいたいの人が45〜60で資産のピークを迎える。思っているより老後に金はかからないので過度に貯金せず経験に積極的に使っていく。

9.大胆にリスクをとる。
リスクを簡単に取れる時期を生かしきれていない人が多い。リスクを伴う行動は若い時ほどデメリットが少ない。行動を取らない事のリスクの方が大きい。


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