「頭のいい人が話す前に考えていること」を読んだ。
この前本屋に立ち寄ったときに話題になっていると帯に書いてあったので読んでみました。
また要約していきます。
知性と信頼をもたらす7つの黄金法則
1.とにかく反応するな。
嫌なことや気に障ることが起こったときに感情的になり怒ったりしても相手には悪く映る。冷静さを失ってるようにみえる為、リーダーは任されにくい。嫌なことがあっても反応せずまず6秒待つ。
2.頭のよさは、他人が決める。
頭がいい人と判断するのは他人。つまりテストなどの学校的知性ではなく他人から頭がいいと思われる社会的知性を身につける必要がある。
他者とのコミュニケーションの中で知性を身につけ、論理的に話せなければならない。
3.人はちゃんと考えてくれる人を信頼する。
賢いふりをしたりその場しのぎではなく相手のことを考えてちゃんと考えて発言する。人はこの人に任せても大丈夫だと思い信頼するようになる。
4.人と闘うな、課題と闘え
頭の良い人は議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある、本質的な課題を見極めようとする。会議などの議論で人とバトルせず、問題解決を優先すること。
5.伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい。
話し方のテクニックだけに頼るのではなく、考えてはなす。
6.知識はだれかのために使って初めて知性となる。
頭の良い人は賢いふりではなく知らないふりをする。簡単に意見を言わずに相手に話してもらうようにする。知識を披露するのではなく誰かのために使うほうがいい。
7.承認欲求を満たす側に回れ
自信をもつことと、結果で自分自身の有能さを示すことが強者の条件。これが知的で慕われる人の条件である。
人は親切にされたときに他者を承認する。
客観視の思考法
話が浅い人の3つの特徴
1.根拠が薄い。2.言葉の意味・定義をよく考えずに使う。3.成り立ちを知らない。
自分に都合のいい情報ばかり集めて悪い情報は無視するような根拠の浅い話をする人は信用されずらい。話を深くするには自分の意見と真逆の意見を調べること、統計データを調べることで話を深くすることができる。
整理の思考法
考えるとは整理すること。
理解の深度はどれだけ分けて整理できるかできまる。
相手に話すときは結論から述べるように、自分のしたい話ではなく、相手の聞きたい話から話して相手の聞くスイッチをいれる。
傾聴の思考法
相手が話しているときは相手が何を言いたいのか正確に聞く。
自分の好奇心を総動員して相手は私に何を言ってほしいのか考える。
質問の思考法
質問術
導入の質問
過去の行動についての質問(直面した困難なときどう対応したか)
仮説の判断状況の質問(仮に〜な状況だったらどう対応するか)
深掘りの質問
状況に関する質問(その時の具体的な状況)
行動に関する質問(その状況で具体的にどう行動したか)
結果に関する質問(その行動の結果どう変化したか)
言語化の思考法
楽な言葉を使わず(エモい、やばい、すごい)物事を説明できるようにする。
読書をしたらメモをとるなどアウトプットする。どこが良かったのか、役に立った部分。どう自分が解釈したのか。