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遅くて、退屈で、つまらない場所

SNSには書かない(書けない)ことを中心にnoteを月に4本更新します。中身は藝大院の話、プロジェクトの過程、アイデアの種、苦しんでいる葛藤の様子などを書き散らかしてます。
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2021年4月の記事一覧

曖昧に生きれてしまうからこそ、10年後具体的にどうなってたいか考える意味あると思う

「10年後、具体的にどうなってたい?」 これは2月に京都で参加したアーティストインレジデンスで、他の作家さんと飲んでいた時に上がった話だ。 僕は、というか多くの人は、この質問に答えることに無意味を感じていないだろうか。実際たったひとつの新型ウイルスの出現で、世界がこんなことになるとは去年の頭まで誰も考えていなかったし、この変化の激しい時代に、10年後の将来像を考えることに意味なんてあるのだろうか。それよりも、いまこの瞬間瞬間を全力で生きることが大切ではないだろうか。僕自身

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ただアーティストたちがいるだけ、だから-

「これがアートだというようなものは、ほんとうは存在しない。ただアーティストたちがいるだけだ 」 美術史家エルンスト・ゴンブリッチ「美術の歩み」より

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後発の俺でも現代美術の世界で戦えると思う理由

ほとんど美術館に行ったことのない人生を送ってましたが27歳からいきなり絵画をはじめました。そこから現代美術のフィールドで自分が考えてることを表現したいと思うようになりました。 僕はこれまで「言葉」を用いて主にSNS上で情報発信していたわけですが、言葉にするのはとても簡単だし早く届くけれど、一瞬で消費され、しかも世界を良い方向に導くどころか現実は分断と対立の連続だったというわけです。

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美術を全く知らなかった奴が0から世界に行く過程を見せるということ

〜お知らせ〜アートのオンラインセレクトストア「YOUANDART」で僕の作品が購入できるようになりました。3作品出展しており、今後も追加予定なのでチェックよろしくお願いします。 後発組だからこその戦い方をするさて。自分の芸術に対する今の想いを勢いで書いた記事を公開したら、お世話になってる友人からサポート(投げ銭)して頂いたり、「出資したい!」といったメッセージをいただきました。本当にありがたい限りです🙇‍♂️ 「作家として現代美術の世界で売れたい」そのために、持ってる力を