映画『世界で一番しあわせな食堂』
映画『世界で一番しあわせな食堂』
(2019 フィンランド イギリス 中国)
監督・製作：ミカ・カウリスマキ
主演:アンナ＝マイヤ・トゥオッコ、チュー・パクホン
最初の方に野菜を切るシーンがあるが、そこだけでも「美味そう」と感じさせる。
また脇役の老人たちが、「こりゃうまい」といいながら食べる。
もうこれらのシーンが満載の料理映画。
料理を通じた異文化交流みたいのがテーマ。フィンランドの片田舎に人探しに来た中国人の料理人が、ふとしたきっかけで食堂で料理を振る舞うことになる。
その料理は評判を呼び、、、みたいな展開です。
フィンランドで、料理と言えば『かもめ食堂』を思い出すが、『かもめ食堂』も寓話的な物語だったけど、本作品もおとぎ話みたいなストーリです。
細かいところをつけば、できすぎの展開だったりするけど、でもそんな事よりも美味しい料理を出されたら、文句のつけようがないと思います。
分断された社会よりも、こちらの世界のほうがいいなと思いました。