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(2023/09/24/日)銀装太刀(国指定重要文化財)


今日は久しぶりに気になる遺物を見に行きました…

 今日は暫く言っていなかった資料館に行き、古墳から出土した遺物を見に行きました。

 以前は良く行っていた施設なのですが、最近は行っていなかった施設なので、久しぶりに訪れるとかなり新鮮に感じました。

銀装太刀

銀装太刀 
下北方五号地下式横穴墓出土 
古墳時代中期 
国指定重要文化財

『宮崎市生目の杜遊古館』
下北方五号地下式横穴墓出土、銀装太刀展示コーナー

ライトアップが美しい展示ケースです…。
太刀は真っ二つに折れています…。
太刀の柄の部分は銀の粒?又は銀線を加工した物?で装飾されています。
カタナの様な鍔(ツバ)は無く、代わりに太い金具がついており、
その金具には四角形の穴が開いています。何の為の穴なんでしょうか?
折れた太刀の切っ先側の破片。
切っ先付近には、木製の鞘の一部がはっきりと確認できます…。

銀装太刀
古墳時代中期

 柄や鞘に銀製の装飾が取り付けられた太刀です。
この種では日本列島で最古の一郡に含まれます。
制作地域については朝鮮半島や日本列島などの意見がある謎多き資料です。

国指定重要文化財

『宮崎市生目の杜遊古館』
下北方五号地下式横穴墓出土『銀装太刀』に添えられた解説パネル
 

 こちらは『宮崎市生目の杜遊古館』に展示された『銀装太刀』です…。

 展示スペース自体のデザインも良く、遺物のライトアップも綺麗で、解り易い解説パネルも多く設置されていて、遺跡(古墳)や発掘の様子、出土物について詳しく知る事ができます。

 以前は資料に関して調べる為にかなり頻繁に行っていましたが、最近は別の遺物について調べていたので、見に行っていませんでした…。

 しかし、今日行ってみて改めて素晴らしい展示物だなーと感じました。

 『宮崎市生目の杜遊古館』では、『下北方五号地下式横穴墓』出土品をまとめた展示室が有ります。

 こちらの部屋は、黒を基調としたデザインに統一されていて、床には古墳内の遺物の位置の絵が描かれていて、何処で何が発見されたのかが解り易いのでおすすめです。

個人的な感想

 こちらの『銀装太刀』は、錆びた刀身と柄に僅かに木片が残り、銀の飾りもついていて、かなり豪華で個性的な遺物なので、何故か毎回見入ってしまいます。

 鞘や柄、刀身や飾り金具が朽ちる前の状態は、かなり美しかったのではないでしょうか。

 又、それとは別に、個性的なデザインも有ってか、かなり独特な雰囲気の遺物だと思います。

 何というか、この様な独特な雰囲気の作品を、私も作ってみたいと思います……

散歩(ウォーキング)

 『宮崎市生目の杜遊古館』を後にして、帰りに生目古墳群でウォーキングをして帰る事にしました。

 しかし、今日は駐車場にバイクが一代、自分が駐車した後で来た車が一台だけで、いつもよりかなり人が少ないです(撮影時刻は1630頃)

いつもは人が大勢いるのに、今日は人が居ません…
(この写真を撮影した後、写真左奥の方から人が一人歩いてきましたが、その方一人だけでした。
以前紹介致しました『生目三号墳』に上って撮影した写真。
解り難いですが、墳丘の下生える草は一部、背丈を越える位の高さまで育っています…。
夕方(1640頃)なので、段々日が落ちてきてきました。
ここで引き返す事にしました。

 公園に来た時は、かなり人が少なかったのですが、駐車スペースに帰ってみると、車が多く止まっていて、芝生の広場には犬が走っていて、いつもの賑やかな雰囲気になっていました。

 その後、この生目古墳群を後にしました。

 生目古墳群を離れた後、閉館時間の遅い県立図書館(0900~1900)と県立美術館(1000~1800)に行きました。

 その際、空には青空をバックに、一部薄暗い雲が広がって、その雲の下には虹がかかっていると言う面白い状況だったので、つい撮影してしまいました…。(撮影時間1730頃)

宮座県立図書館横の道、宮崎神宮方面の上空を撮影した写真。
空の一部に掛かる薄暗い雲の下に、虹が掛かっていました。

 そういえば、以前行った『蓮ヶ池53号横穴墓』についての記事をまとめていなかったので、来週頃まとめる事が出来たら良いな~と思います…。

2023/09/24/??~2121


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