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免許合宿はセンスがある人にしか向かない

職場の方が最近自動車の教習所に通い始めたと話していた。今年中に自動車免許を取得するつもりだったそうだが、運転におけるセンスの無さに絶望しているとのことだった。これを聞いて、私は自分がかつて参加した免許合宿についてふと思い出した。

私自身は在学中に自動車免許を取得した。卒業研究に取り組むはずの時期に研究室の先生から免許合宿に参加する許可をいただいた(先生、本当にありがとうございます)。難なく運転をこなし、2週間で卒業する、そんなはずだった。

結論から言うと地獄だった。運転におけるセンスが予想をはるかに越して壊滅的だったのだ。かろうじて延泊することなく卒業できたものの、2週間生きた心地がしなかった。

免許合宿は運転の腕に自信があるものにしか向いていない。そう実感させられた。恐怖と孤独が同時に押さえかかってくるという(決して嬉しくはない)貴重な経験となった。

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