見出し画像

クリエイターは自己表現をしないと死ぬ

…と私は思っているし、おそらく多くのクリエイターがこれに同意してくれると信じている。ただ、現実は非常で残酷だ。だって、何者でもない私の自己表現なんて誰が得するんだろう

本来、自己表現は誰でもない自分のための行為であることは言うまでもない。日々普通に過ごしているだけで、頭の中がグルグルごちゃごちゃしてしまうのがクリエイターという生き物。そのカオスな頭の中は自己表現、すなわちアウトプットにより整理整頓が行われるのだ。

加えてクリエイターはこの整理整頓の過程を人一倍楽しむ傾向にあると私は感じる。ここで終われば何も問題はない。しかし、多くのクリエイターは自分の愛してやまない自己表現を用いて地位、名声、そして財産を得ようとする。そうすれば修羅の道を歩まなければならないのは誰しも想像できるだろう。

得てしてこの世に存在する職業や役割は誰かのニーズがあってこそのものだ。そのため、今現在ご活躍されているクリエイターの方々は私たちの想像以上に内なる想いに折り合いをつけ、もしくは押し殺して人々に貢献しているのかもしれない

いいなと思ったら応援しよう!