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【6つのVALUE】①海山飯の先へ

こんにちは!!ライトライト代表の齋藤隆太( @rutasai  )です!
前回の記事で弊社で新しくVALUEを策定したというお話をいたしました。

今日はその1つ目のVALUE

① 海山飯の先へ
海山がきれいでご飯が美味しい。それは日本全国に当てはまり、もはや競争力にならない。サービスもプロダクトも一歩先の本質にこだわろう。

を決めた理由について書いていきます。

「海山きれいでご飯が美味しい」は競争力にならない

私はライトライトを立ち上げる前、クラウドファンディングサイトを立ち上げた経験があります。「地域のため」のクラウドファンディングを標榜し、2012年に立ち上げ、運営していました(2018年にCAMPFIRE社に事業譲渡)。

ときは第一次「地方創生」ブームの真っ只中。全国各地の自治体で移住定住専門の部署が立ち上がり、最大3年間自治体から報酬をもらって地域に入る「地域おこし協力隊」もブームになりました。

仕事柄、全国各地に訪問させて頂く機会も多かったですし、自治体の方々ともたくさんお会いしました。そして全国各地でふるさと自慢をたくさん見聞きしました。かくいう自分もだいぶ地元の宮崎びいきで、事あるごとに宮崎は飯もうまい、日照時間が長くて晴れが多いみたいな自慢話を多くの方にしては、「宮崎、いいっすねぇ〜〜行きたいですねぇ〜〜」と言われることにひそかに喜びを見出していました。

ただ、数年経って、全国47都道府県全てに訪問したというときにふと気づいたんです。「海も山もなくてご飯も美味しくない日本の地域ってどこにあるの・・・?」ということに・・・・!

特筆してきれいな海(沖縄の海)や名山(富士山等)を有する地域はあります。しかしながら、島国である日本はおおよそ似た環境であり、どこにいっても海山きれいでご飯がうまいということが当てはまってしまうのです。とすると、工夫もなくそれをPRしたところで地域間競争の中で埋もれてしまうの現実があることに気づいたのです。

日本って良い国だなぁ・・・と思う一方で、その一歩先を提示できなければ選ばれる地域にならないのだな、と強く思いました。

当時の全国の自治体の移住施策を見ていると、どこもご飯の美味しさや住環境、自然環境を押し出すばかりで差別化要素が薄く、決め手にかける印象がありました。

そんな中光っていたのが、島根県海士町や徳島県神山町です。どちらも当時はマイナーな場所(失礼🙏)でそこまでに認知度が高くなかったはずなのですが、大企業出身者が次々と移住したり、IT企業がサテライトオフィスを出したりと地方創生ブームの中、注目を集めました。

海士町は「隠岐島前教育魅力化プロジェクト」、神山町は「IT企業のサテライトオフィス」という切り口で、競争から一歩抜け出したのです。日本に当たり前にある自然や食に驕らず、「その先」を提示したから選ばれたのです。

「海山きれいでご飯が美味しい」の先へ

弊社が運営する事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)しかり、数多あるインターネットサービスにおいて、ユーザーにとっての利便性や操作性、快適な体験などはこの時代もはや競争力ではありません。どんな理念を持ったメンバーが、どんな背景のもと、どんな未来をつくりたいからこのサービスに携わっているのか、そういった滲み出てくるものにユーザーはついてくるのだと思っています。

弊社で働くメンバーには、当然のクオリティを発揮するのはもちろん、それより半歩進んだ気遣いや声掛け、先回りした準備や行動ができるようになってほしい。特に、事業承継前後の売り手さん買い手さんは非常に繊細です。それに寄り添いながらもきちんと導ける人間であってほしいと思っています。

slackのスタンプでは町中華風

海山飯の先へ。一緒にいきましょう!

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