自責であることの大切さ
こんにちは、くぎです。
先日、とある会話の中で「この問題について、あなたはどう思いますか?」と質問を受けました。最初は当たり障りのない、いわゆる一般的な回答しかできなかったのですが、さらに「じゃあ、あなた自身はどう考えるの? あなたができることは何?」と正面から問われたとき、私は答えに詰まってしまいました。
家に帰ってからは「もっと早く問題を教えてもらえれば準備できたのに」とか、「他の人も真剣に取り組んでいないんじゃないか」などと、あれこれ言い訳を思い浮かべたんです。でも最終的に行き着くのは、「自分が本気で考えていなかった」「もっと向き合うべきだった」という自責の念でした。私はそのとき初めて、「自分の足りなさ」が原因だと痛感したんです。
自責と他責の違い
• 自責: 自分の言動に責任を持ち、「自分がどう変われるか」を考える姿勢
• 他責: 問題が起きたときに「誰が悪いか」「自分は悪くない」と、外部要因に目を向ける姿勢
自責の姿勢を持っている人は、自然と真剣に物事に取り組み、行動も早いものです。それは必ずしも何か特別な任務や肩書きがあるからではなく、「自分はこの立場を担っている」「自分に責任があるんだ」という意識があるからだと思います。
一方で私の場合、他責思考が出てしまうと、「何とかなるだろう」と他人任せにしたり、自分から積極的に考えようとしない姿勢に陥ってしまうことがあります。仕事でもプライベートでも、これが少しずつ積み重なると、結果として自分の成長機会を逃してしまうのではないでしょうか。
自分の人生にも当てはまる「自責」の姿勢
これは自分の人生についても同じだと思います。
「自分の人生を真剣に考えたい」と思っているのに、「まあ今日はビールでも飲んでゆっくりしよう」と先延ばしにした経験はありませんか? 私自身、そういうことがよくあります。でも、やはり自分の人生を主体的に考えられるのは自分しかいません。だからこそ、「自責」という意識を強く持つことで、行動や選択の幅も変わってくるはずです。
もちろん、何でもかんでも一人で背負い込む必要はありません。しかし「自分の人生のハンドルは自分で握っているんだ」と実感することは、とても大切なことだと思います。その積み重ねが、最終的には「自分の道を生きる」という充実感につながっていくのではないでしょうか。
まとめ
• どんな問題でも「まずは自分ができることは何か?」と問う
• 言い訳が浮かんできたら、「自分に足りないところはどこだった?」と考えてみる
• 自責の姿勢は、一足飛びに身につくものではなく、小さな実践の積み重ねが大事
私自身もまだまだ途上ですが、目の前の課題に対して「自分がどう関わるべきか」を考える姿勢を大切にしたいと思っています。それはきっと、仕事だけでなく、自分自身の人生をより良くしていくための大きな力になるはずです。
今回の気づきから、まずは身近なところで「自分がどう変われるか」を意識していきたいと思います。あなたもぜひ、何か取り組むときに「自責の姿勢」を試してみてください。小さな変化が、きっと大きな成果につながっていくはずです。