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青コーナーの座右の銘

今私はフリーランスでハンドメイドの作家をしています

上の写真は私が一番最初に販売し始めたヘラジカのブローチです、自分の好きを突き詰めたものから始めてますね、なかなかです

この仕事だけで生活してありがたいことに9月末で5年が経とうとしています

何故私これを仕事にしているんだろう、そういう少しモヤモヤとした気持ちが強くなってきたので、整理したいと思って吐き出すように書いています

本来であれば誰かとどこかでお酒が進む話です、コロナが憎い


大学でデザインの勉強をした私は、卒業制作展の準備が終わったその日にプラバンを焼き始めました

本当に意味がわかりません、直感的に感覚的に始めてしまったのです

大学急に行くとか言ったり、時々直感的に始めることはあるあるなのですが、こういうときの私は何故か何とか乗り越えてしまうので、この世界の特異点なのではないかと愚鈍な発想に至ります

普段は平々凡々ベイビーです


その私がこれはいいぞ〜と思った作ったモノをイベントで出展し、知らない人の目に初めて映ったとき、その知らない人の瞳が輝き口元が緩んだのを覚えています

そして

『かわいいですね』

と声に出してくれました、絶対絶対語尾にハートがついてました、絶対!!!

この瞬間、私は今後これをやるんだろうな、とほんのり考えておりました


私が就きたかったもの、それは私の創り出す何かで笑顔にできる仕事、これが中学生くらいのときから思っていた仕事像でした

その『何か』は、特定の職業は何だろうと試行錯誤でしたが

本当に紆余曲折すぎて笑えるくらい悩みました、ファッションデザイナー?芸人?イラストレーター?作家?作詞家?声優?バイヤー?スタイリスト?脚本家?謎解き考える人?

正直若干やったり、今も手をかけてるものもありますが……どれ見ても割と、私の好きなもの見て!という表現の仕事ですね、ワロタ

就職活動をしてみて現在の日本では私が望む形で仕事ができないと見えてしまい、ああもう少し卒業してから考えようと覚悟を決めていたのですが、それが卒業して3.4ヶ月で急に目の前に転がりでたとき、自分の運の良さに口をもんぐりーん、と開けてしまったのを思い出します


最近自分を見つめ直す機会があったのですが、自分の望みをいつの間にか他人に押し付けている、という悪いところが判明しました

人の目を気にするって拗らせるとこうなるんね、と悲しくなりました

今たぶん、私の中でハンドメイドのお仕事がこれに近くなってしまっているな、と思うんです

あまりにも自分の抱えてる仕事量が増えてしまって混乱してるのかな……

私がみんなを笑顔にしたい!から、みんなが笑顔になるために頑張る!になってしまってるんです、似てるようで全く違う

アートとデザインくらい違うねん……

だから今Twitterや様々な媒体で流れてくる、求人や興味のあること、オーディションとか公募とか、すごく引っ張られそうになっています

自分の創り出すモノで笑顔を与えたいという、根本的なチャレンジ精神は同じなので、自分の望みとして強い方に惹かれるんですね

それと、私という1個人として直接的に笑顔にしたい、という気持ちも高まってしまっているんです

私という人間性に深みがないから本来なら諦めたいし、こんなん恋愛して結婚して子供を愛でなさいと言われそう……

だからこそ今一度、私の人生の望みをしっかりとしておきたい、と思って振り返ろうと思って書いておこうと思った次第です、思う思ううるさいけど思っちゃうんだよね〜思いすぎちゃう重い女

最近自分が親父ギャグ脳だということも知りました



今まで座右の銘は『一期一会』にしとったんです、理由は特にないけどこれ美しいなと感じて

こんな薄いペライチの理由でチャンピオンの赤コーナーに長いこと君臨し続けた『一期一会』の防衛戦を、遂に破る挑戦者が現れました

青コーナー『初心忘れるべからず』です

自分の望みを忘れないで、なんかきちんと理由のある座右の銘がアラサーにしてようやくできたな、と思います

何度だって言うさ!

初心忘れるべからず!

初心忘れるべからず!

初心忘れるべからず!

れるべからず!って言いにくいよな

心の中でも噛みそうになるわ、うん

 ベロ傷だらけのチャンピオン爆誕

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