#8 レディーススペシャルウィーク(生理)について語ろう①
こんにちは、るるぽけです。
三日前からレディーススペシャルウィーク(月経:生理、女の子の日と言ったりもします。)が始まりました。
私が生理期間のことを、“レディーススペシャルウィーク”と言い始めたのは、つい最近のことです。個人的に生理って言うと、なんかネガティブなイメージになってしまうので、マイナスなことではないよっていう意味も込めて、“レディーススペシャルウィーク”と呼んでいます。
最近では、YouTuberが生理について発信する世の中になりましたが、私が小学生、中学生の頃は、生理というと、「恥ずかしいこと」とか「あまり声に出して言ってはいけないこと」のような気がしていました。
「男子に知られたくない」みたいな思いもあって、仲良い友達とは、生理がきたことを「いちごパフェ届いたんだ!」と言うように隠語にして伝え合っていました。
小学生の高学年から中学生くらいになると、レディーススペシャルウィークが毎月くるのですが、経血量も生理痛も本当に人それぞれだと思います。
だから、「とってもつらくて仕事どころじゃない」って人もいれば、「そんな大したことない」って人もいます。
私にとってレディーススペシャルウィークは、本当につらい1週間です。
しかも、私の場合、PMS(月経前症候群)がとてもひどくて、外に出れないくらいの辛さがあります。
高校3年生の時、PMSがひどくて、受験勉強にも影響が出てしまっていました。生理がくると学校を早退しなくてはいけないほど、生理痛がつらく、何か異常があるのかもしれないと、産婦人科へ行きました。
産婦人科の診察で、子宮、卵巣を見たところ、“子宮後転”だということがわかりました。
子宮後転(子宮後屈)とは
本来、子宮はお腹の中で前の方に倒れています。しかし、私の場合、前側に倒れているはずの子宮が後ろ側に倒れています。これを子宮後転といいます。
PMSのひどさや、生理痛のひどさはこれが原因でした。そのため、私はPMSと生理痛を緩和するため、高校3年生から低用量ピルを服用しています。(当時はマーベロンを服用していましたが、ジェネリックのファボワールができてからは、ファボワール28を服用しています。)
今回、生理について記事を書こうと思い、調べていると驚くべきYahoo!ニュースを見つけました。
私の初経は、小学校6年生の時でした。周りの友達はすでに初経を迎えている子が多くて、まだかなまだかなと当時、焦っていました。
小学校6年生の時、しかも始業式の日に初めて生理がきて、その日は祖母がお赤飯を炊いてくれたのを今でもよく覚えています。
上記のYahoo!ニュースを見て、10歳未満の方でも生理がくるということ初めて知り、とても衝撃を受けました。
私は、保健体育の授業で生理について学んで、周りの友達からも話を聞いていたので、ナプキンの使い方など知識があったので、初めての生理も慌てることなく対応できたのですが、小学校低学年の子どもたちが初経を迎えると本人も、その親御さんもとても驚いてしまうと思いました。
私が思うに、大切なことは、心配なことがあれば、産婦人科を受診するということです。私も高校生の時、婦人科に行くことを躊躇していました。周りは妊婦さんばかりで、どうみても子どもの私が産婦人科に行って、周りから変な目で見られたらどうしようと思っていました。
でも、高校生の時から産婦人科に通っていたから、子宮後屈が分かって、生理のケアができるようになり、それを受けて、毎年子宮頚がんの検査をしていたから、子宮頚がん前がん病変に気づけました。
主治医の先生からも、
「今まで一度も産婦人科の検診を受けたことがない人と、あなたでは子どもが産める確率も生存率も全然違いますよ。ちゃんと通って、ちゃんと検査するだけで、守れる命があります。」
と、言われました。
だから、本人も親御さんも、もし生理で困っていることがあるなら、ぜひ、産婦人科に足を運んでみてください。