#13 うつ病の真実①
お久しぶりです。るるぽけです。
更新が全くできずごめんなさい。
久しぶりですが、また見ていただけると嬉しいです。
年が明けてもうすぐ2ヶ月が経ちますね。
昨日はバレンタインでしたが、旦那は「歯が痛い。」と騒いでいたので、
キシリトール100%のチョコレート
をプレゼントしました。
意外と美味しいですよ!おすすめです。
本当は手作りの生チョコとかトリュフとか、ガトーショコラとかフォンダンショコラとか…。
作ってあげたいですけど、なかなか今の体調では厳しいものです。
今回のテーマは、『うつ病の真実』についてです。
うつ病は辛いというけれど、なかなかうつ病の経験がない人に伝えても、うつ病の辛さが伝わりにくい病気だと思っています。
それによって、生きづらいのは、私だけじゃないと思います。だから、今日は、私の辛さを少し共有できたらいいかな、という思いで記事を書きます。
私の場合、
平成30年11月にうつ病で精神科に通院を始めました。
その後、令和5年3月からうつ病の悪化で、本格的にうつ病の治療を始めました。
治療内容は、主に薬物治療。
抗うつ薬:セルトラリン
抗てんかん薬:ラモトリギン
抗不安薬:アルプラゾラム
頓服:クエチアピン(希死念慮が強く、寝逃げする場合に服薬。)
睡眠薬:デエビゴ
を服薬しています。
※うつが強いと飲むお薬の量を見て、
「こんなに沢山お薬飲んでるのに治らないの辛い。」とか、「もうお薬飲むの辞めたい。」と思うこともあります。※
その他にも、就労移行支援事業所で心理士の
・認知行動療法
・カウンセリング
・グループディスカッション
など、プログラムを受けます。
自分の認知のゆがみについて考えたり、ストレスがたまりにくいように生活する方法を実践したり、ストレス発散方法を探究したりしています。
それでも、うつ病の症状が強く出る時があるから、本当にしんどいです。
今回は特にうつ病が強く出た時の真実について記載します。
※注意事項※
この記事には、うつ病の症状である「希死念慮」や「自殺願望」、「自傷行為」などの暗い話が記載されます。苦手な方や今心が落ちている方は、一度この記事をとじて、自分を守ることをおすすめします。
この記事を読んだことで傷つけてしまったり、うつを悪化させてしまったとしても、責任はとりかねます。
自己責任、自己判断で記事を読んでください。
また、この記事はすべてのうつ病の人に当てはまるとは限りません。あくまで私個人の事実を述べています。予めご了承ください。
大うつ時の生活
※とある日の生活※
9:00 起床
とりあえず体を起こして、部屋の空気の入れ替えのために、窓とベランダのドアと部屋のドアを開けます。
朝は、内科(過敏性腸症候群の為)で処方されているお薬を2種類服薬します。
※うつが強いと起き上がるのもしんどいです。普段は8:00までに起床するようにしていますが、9:00から11:00の間に起きることがほとんどです。朝の薬があるので、頑張って起きて服薬します。※
10:00 パロサント
気分を入れ替えたくて、パロサントを焚きました。
パロサントの煙をお部屋に充満させて、しばらくゆったりした後、浄化するために窓を開け、空気の入れ替えをします。
ほのかに甘いウッドの匂いが私は好きです。
11:00 読書
ずっと読みたかったpecoちゃんの本(『My Life』祥伝社)が届いたので早速読みました。
基本的に、読書の間にうつ症状が大きく出てくることはないのですが、(本を読むことに集中するので。)この日は、集中力もなく、内容から、「同級生なのに、pecoちゃんはすごいな。」と、自責が始まってしまい、本を閉じました。
後日、絶対読むからね。
12:00精神科に電話
とうとう我慢できず、急患で心療内科に受診した方がいいのか相談するために、かかりつけの精神科に電話をしました。
たまたま、就労移行支援事業所の看護師さんが電話に出てくれてお話をしました。
受付の方が電話に出たと思っていたので、自分のことをよく知ってくれている看護師さんの声を聞いた途端、涙が溢れ出しました。
私の状況や、今の症状をつい先日話したばっかりだったので、「今、とても辛いんだ。」ということを聞いてもらいました。
看護師さん「急患で予約入れておこうか?」
私「先生に話したって解決するわけじゃないから大丈夫です。」
看護師さん「そっか、そっか。私◯時まではいるから、もっと辛くなったら連絡していいからね。」
そのような会話をして電話を切りました。
電話を切った後も、フラッシュバックやネガティブ思考、ぐるぐる思考が止まらず、どんどん沼にはまっていきました。
13:00 うつ度MAX
不安時に飲む頓服を服用。
時間が経っても全く効果なし。
※正確には効き目が出るまで時間がかかります。
どんどん最近起こったストレスが頭の中でぐるぐると巡回していきます。
将来のこと…。
家族のこと…。
親戚のこと…。
病気のこと…。
どうして私はこうなってしまったんだろう。
自責が止まらなくなりました。
14:00 昼食
なにか、口にしなくては。食欲は全くありません。でも、何かは食べないと。
私はプロテインを作り、胃に流し込みました。
200mlのストロベリーミルク味のプロテインです。
そして、お昼に飲む内科のお薬を飲みました。
これ以上何も受け付けなくて、私は自室に戻りました。
15:00アニメを見る。
気を紛らわそうとアニメを見始めました。いつもならのめり込んで、面白くてついつい笑ってしまったり、うつ症状も落ち着くのですが、今回のうつはとても最強レベルだったらしく、いつも面白いと思ってうつの時に積極的に見ていたアニメなのですが、一切笑えず、内容も頭に入ってきませんでした、
可愛い動物の動画はどうだろう。
見始めたけど効果はなく、どんどん悲しく、不安で、寂しく、まるでおばけに飲み込まれるような気分になりました。
16:00 遺書を書き始める。
たくさん、今後の生き方を考えた結果、私はもう無理だ、と脳で思ってしまい、遺書を書きました。
※きちんと書いた遺書はこの日が初めてで、本当に死のうという気持ちが1番大きかったと思います。
旦那へ、父・母・祖父へ、愛する友人たちへ、そしてお婿に行った大事な大事な弟へ。
それから、お葬式の内容や、自分の資産状況など、明確に示しました。
旦那への遺書は、ずっと涙を流しながら書いていました。
17:00頓服薬を過剰摂取。そして…。
もうどうにでもなってしまえ。
睡眠薬と死にたくなった時に飲んでねと言われている強い頓服薬をある限り飲みました。
そしたら首を絞めても眠さで苦しまずに逝けるかな。
そして、クローゼット中で実行しました。
でも、全然苦しくない。
こんなんで死ねるのだろうか。
そうこうして大きな眠気に襲われて、私の欲求として、ベッドで寝たくなり、布団に入りました。
そこから、私の意識はありません。
翌日
11:00 目を覚ます。
私はようやく目を覚まします。
寝ている間、旦那が何度も声をかけてくれていたような気もするし、夢と現実の区別がつかない状況でした。
旦那は仕事なので家にいません。
カーテンを開けて、外の空気を入れます。
こういう時にいつも思うことはこうです。
「また、死ねなかった。」
12:00 シャワーを浴びる
普段から潔癖症のため、何があったとしてもお風呂にだけは入っていたのですが、この日は気分が進まず。
ただ、自分の匂いが気になって、頑張ってシャワーを倒して、洗濯物を回しました。
過剰摂取翌日の状態
このように、たくさんお薬を飲んだからと言って、まず死ねません。
そして、うつ症状も楽になりません。
頭が痛い時に、痛み止めを飲んで、痛みが緩和して活動できるけれど、うつ症状に関してはそれがなかなか難しいのが現状です。
きっと、私のように「治らないもどかしさ」を抱えている方も多いのではないでしょうか。
しんどいですよね。
私も日々、うつ病の症状のしんどさ、過敏性腸症候群でトイレから離れられないしんどさ、生きづらさを感じて息をしています。
さいごに
本当に辛い時、理性がなくなってしまう。
本当に辛い時、正しい判断ができない。
周りの人に理解してもらうのも難しい。
そう感じているうつ病と闘っている方。
ここにも同じ思いをしながら息をしている人間がいます。
あなたは一人じゃない。
わたしも一人じゃない。
誰かの心に届きますように。
そして、ちょっとでもうつ病の辛さを知ってもらえますように。