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  • アイドル短歌(自分まとめ)

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最近の記事

数年ぶりの「はじめての食事」

2020年以降、外食がしにくい世の中になった。 職場的にも食事会などは自粛。 そんなムードがやや緩和されてきたところ。 昨年入社した後輩と初めて食事に行った。 マスクをした顔しか見ていないと言っても過言ではない。 数年ぶりの「後輩とはじめて食事に行く」という体験。 他愛もない話、仕事の話、好きなものの話。 人との食事って、嬉しいものだったんだ!という、当たり前の発見。 ほどほどの年齢になり、「先輩(上司)から食事に誘われたら断らざるを得ないのではないか」という思いも強く

    • アイドル短歌「夢」

      夢という大きなテーマながら、推しである村上信五さんに寄せて、作歌しました。 松竹座 通う電車で 見た夢は 夢越えて尚 続く道々 ジュニア時代に電車で松竹座に通っていたという話をよく聞く。 また、現在の状況は、当時思い描いていた夢の地点を既に越えているとも。 それを越えて尚、さらに前へ前へ。 私もその道を見てみたい。 カナリアが羽ばたく夏に掴み取れ 再び三度 決戦の地へ 2014FIFAワールドカップのTBS系テーマソングに「RAGE」という曲がある。 私はこの曲が一等

      • アイドル短歌「アイ」

        あえてカタカナで記された「アイ」。 今回はeyeとした。 後に咲く花の前でも 眼差しは優しく潤み 夜は更けゆく 2021年3月6日の22時。 ジャニーズヴィレッジ#2に、菊池風磨くんが来てくれた。 交流のある2人だからこその話が聞けた。 後輩である菊池くんを「後に咲く花」として、見つめる眼差しにフォーカスした。 愛しい夜だった。

        • アイドル短歌「live」

          このご時世で「live」とは。 素直に受け取り、生配信をテーマとした。 太陽を背にして踊る影までも 輝き光る浪速の花よ 2020年の夏。 「Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~」と冠した、関西ジャニーズの無観客ライブ配信が行われた。 夕方の万博公園で歌い踊る人々は、それぞれが誰かを照らす光であり、代わりの利かない花なのだ。 「太陽」に「太陽の搭」と「夕暮れ」を重ねた。 目の前に無い笑顔を願いつつ ひとり舞台を創る7月

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        • アイドル短歌(自分まとめ)
          9本

        記事

          アイドル短歌「纏う」

          アイドルが纏うのは、衣装だけではないと思った。 関ジャニ∞の「Re:LIVE」に、それが表れている。 濡れた目に纏いし色は見えねども 歩みを止めず変わり採る夢 私は村上さんのパートの「変わり採る夢」が好きだ。 前には進めない気がした2020年。 そんな時にも、その先の光を見せてくれる気がして。 幾つもの言葉を束ね色重ね 水面に映す纏う想いを 水を多用したMVはごくシンプル。 だからこそ、ゆらめく水面が多彩な色を見せる。 メンバーとファンの言葉を更に重ねた。 五人の決意

          アイドル短歌「纏う」

          アイドル短歌「動物」

          動物と聞いて、すぐに思い付いたのは、推しの愛猫だった。 秒針の無い部屋で鳴く君の眼に 時の流れが見える真夜中 村上さんは番組で出会ったマンチカンと暮らしていた。 今は分からないが、部屋に時計は無く、明日起きる時間をアラームに設定したら、睡眠時間は気にしないようにしているという。 留守番をする君の眼には、時の流れが見えていただろうか。 禍中でも「友よ」と語る言の葉に 人なればこそ心を抱く 言わずもがな、このコロナ禍で、何を責めたらいいのか分からないような日々。 「人生っ

          アイドル短歌「動物」

          アイドル短歌「対」

          シンメトリーをイメージさせるテーマ。 私の中にはあまりシンメの概念が無く、二つあるものをテーマに。 両の手を対に合わせて贈りたい あなたを思う拍手の音だけ 声援を送ることのできない世の中。 無観客配信も多く、演者から観客の姿が見えない。 だからこそ、この思いは強くなる。 誰が為に並び立つかと問えば 目を細めて笑う五つの双眸 時々、彼らはなぜ大変な状況であっても、その形を私たちに見せてくれるのだろうと思う。 問われることも多いだろう。 その答えを、その目に見る。 そんな

          アイドル短歌「対」

          アイドル短歌「街」

          テーマを見て、必ず詠むと決めた。 幾重にも交わり合った眼差しと 縁の街に上がる緞帳 関ジャニ∞の47都道府県ツアー。 やむを得ず中断しているが、かつて訪れた土地で必ずや緞帳は上がるだろう。 通じ合うように互いを見つめて。 木漏れ日と香り華やぐキッチンに 君の手さばき るるる♪と歌う 街は暮らしが溢れるところ。 とりわけ台所は暮らしの中心だろう。 村上さんが出演するドレッシングのCMは、木漏れ日が印象的だ。 楽しそうに料理する姿に、笑みがこぼれる。

          アイドル短歌「街」

          アイドル短歌「水」

          水を何と捉えよう。 雨か涙か、あるいは他の比喩として。 今日は泣かないと呟き 声合わせ 横顔見つめ 夜は明けゆく  「ぼちぼち大切な夜」という映像特典がある。 語らう夜に「今日は泣かない」と呟いた村上さんには、泣いた夜があったのか…。 五人それぞれの横顔が愛おしい。 手を合わせ 流れる水に 祈るのは 続く明日に溢れる光 コロナ禍で、手を洗うことを楽しくさせてくれた動画に感謝。 手を擦り合わせて、流れる水の光に祈る日々を、いまだに続けている。

          アイドル短歌「水」

          アイドル短歌「体」

          エンターテイナーであるアイドルにとって、体とは表現とは。 目覚めたら 逆さまになる 体ごと 笑顔がきみに溢れるならば 村上さんが毎朝していることとして、リモートで逆立ちを披露してくれた。 些細なこと。 それで笑顔になれる人もいる。 千年の 夢舞う季節 過ぎて尚 止まらぬ旅路 指差す君よ 「千年メドレー」というものをご存知の方には、是非見ていただきたい。 本当に、細部まで美しく舞う推しが見られる。 あの頃からずっと旅を続けてくれたから、私は出会えた。

          アイドル短歌「体」

          アイドル短歌「星」

          アイドルを詠む。 星というテーマは嵌まりすぎて、難しいほど。 遠い日に応答セヨと強く言う ひたすら前を向く度に 関ジャニ∞の「応答セヨ」リリースが2017年と知り、驚く。 「応答セヨ流星」と、自分に言い聞かせるような歌詞が、前を向き続ける彼らにも似て。 瞳から指先までも輝いて 見える光は星の瞬き 私の推しは、目が大きいこともあり、目の水分量が多い。 そして、踊る姿は指先まできれいで、まばたきも惜しくなる。 星の瞬きを見逃したくない気持ちに似ている。

          アイドル短歌「星」

          アイドル短歌「花」

          Twitterのタイムラインに流れてきた「ジャニーズ短歌」。 様々に編まれた言葉があり、そこに同じ「推し(村上信五さん)」の歌を見つけられたら素敵だと思った。それが最初の動機だろう。 次の機会があれば、詠んでみようかな。 テーマは「花」だった。 目を細め手を伸ばしては空を切る 身を削ぐような花と同じに 私の推しは働き者で努力家だ。 その姿が花弁を散らす花に重なる。 時々心配になる。 昼も夜もこぼれるように咲く君の 笑顔に添えて凌霄花(のうぜんかずら) 昼も夜も、テレ

          アイドル短歌「花」