140字小説 「横文字」
祖父が孫と外出した。プラレールが欲しいとおねだりされたのだ。両親は無駄遣いする必要ないと言うが、祖父はまあまあと甘やかす。しかし夕方に帰ってきた祖父は、眠っている孫を背負っていた。手ぶらだった。結局買わなかったのかと聞くと、ちゃんとモノレールに乗ってきたと言われ、両親は苦笑した。
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祖父が孫と外出した。プラレールが欲しいとおねだりされたのだ。両親は無駄遣いする必要ないと言うが、祖父はまあまあと甘やかす。しかし夕方に帰ってきた祖父は、眠っている孫を背負っていた。手ぶらだった。結局買わなかったのかと聞くと、ちゃんとモノレールに乗ってきたと言われ、両親は苦笑した。
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