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教材研究でお米屋さんに行ってみた!〜②お米屋さんからの話編〜
1はじめに
こんにちは!
前回に引き続き、
お米とお米屋さんの魅力に迫ります!
↓前回の記事はこちら
前回ようやくのことで、
3kg 1380円の「ひとめぼれ」を購入したるり子でした。
ここからはお米屋さんから聞いたお話をメインにお伝えしていきます。
2お米屋さんにて
①いざ精米!
お米が決まれば精米です。
私が行ったお米屋さんでは、買ったその場ですぐに精米してもらえました。
お米は精米したてが1番美味しいそうで、
精米してから、
夏は2週間以内、冬は3週間以内に食べ切ることをおすすめしているそうです。
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精米後はすぐに上の画像のような精米日のシールを貼ってもらいました。
精米日、スーパーのお米も書いてありますよね。
ほら、こんな感じの…↓
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…!!!!
気が付きました?
スーパーの米袋の精米日は、上旬中旬下旬で示されているものもあるのです。(※日付で示されているものもありました。)
実は法律が変わり、「上旬」のようなざっくりとした精米時期でよいとされるようになったのだとか。
私が行ったお米屋さんは、
「上旬と言っても1日から10日まであって、1週間以上違う。これではどれが新鮮か分からないから、ここでは日付で精米日を示すことにこだわっているよ。」と話していました。
さらに、
「スーパーでは精米から時間が経って味が落ちたものを安く売る方法をとっているものもあるよ。」とのこと。
だからスーパーではやたら安いお米が売られているところを見かけるのかと納得しました。
②お米屋さんのお米選び
お米屋さんもその年や時期により、
入荷するお米を変えているそうです。
実は2.3年前、新潟のコシヒカリが高温障害で味がよくなかったことがあったそうです。
※高温障害:稲の吸水が蒸散に追いつかずしおれて枯れてしまう障害のこと。日中で約35度、夜間30度を超えると起こりやすい。
そんなときはたとえ新潟のコシヒカリであっても、入荷はとりやめたそうです。
スーパーでは変わらず並んでいたことを思うと、お米屋さんの美味しさへのこだわりを感じます。
③米づくりの広がり
そんなこんなで話を聞いていると、
1997年の「お米マップ」というものを見せていただけることに。
「お米マップ」には、
この土地はAランク、この土地はBランク…などと、どこの土地でいいお米が取れるかが記載されているのです。
驚いたことに当時の北海道のマップでは、
北海道の南側しか載っていなかったのです!
つまり、北側では米づくりはされていなかったのです。寒くて作ることができなかったのでしょうね。
さて、ここでクイズです!
どうして今の北海道では、ある程度どの場所でも米づくりができるようになったのでしょうか?
…答えは、品種改良!
品種改良によりどんなに寒い地域でも育てられる米が作られたから!
………だと思ってたんですよ。笑
それももちろん一要因だとは思いますが、
実は温暖化の影響だそうです。
教科書では教えてくれない知識で
とってもびっくりでした。
話を聞いてみないと分からないことですね。
③お米屋さんからのメッセージ
最後に、お米屋さんからメッセージをいただきました。
「最近はお米を食べる量が減っている。僕たち米屋でも、朝と夜は米だけど昼は麺のことが多くなってきた。ファストフードとかも出てきたしね。
でも、お米の美味しさが今の小学生にも伝わって、たくさん食べてくれるようになると嬉しいな。」
教科書にも同じようなことが書いてありました。
でも、やっぱり直接米づくりに関わる人たちからの話だと、切実に思っていることが伝わってきました。
3おわりに
実を言えば私は社会が苦手でした。
暗記教科のイメージがあったからでしょうね。
でも最近は、教材研究をすればするほど、
社会って面白い!と思うようになりました。
社会って、教科書を飛び出して
自分ごとになった瞬間、ぐっと面白くなる教科なんですね。
少しでも参考になったり、やる気のおすそ分けになれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
※余談ですが、後日スーパーにて「にこまる」を発見し、大興奮のるり子でした。
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