神聖なる音
なりたいものになれなかった
結ばれたい人と結ばれなかった
身近なものへの怒りは日常茶飯事
メディア越しに伝えられる
犠牲者の数はじわじわと増えて行く
人智だけでは
どうにもならないこと
それは運命
だから
残された道は
祈る事
これもチャンク・アップの一つだろうか
形而下的な所から
<考える範囲>を広げてみる…
この宇宙の中
今、この場で
仮の姿に過ぎない<わたし>が
果たせる事の大きさ
それは一粒の砂程度のもの
広大な<いのち>のはたらきの
ほんの一欠片が
<わたし>という形をして
姿を現している
そしてそれが消えたら
次の姿形へと引き継がれてゆく
それらは全て天の計らい
どこへ向かって行くのかは
仮者の預かり知る所ではない
その天からの授かり物である
神聖なる音よ
長い長いこころの航海を経て
漂着した
この場所
この音へとたどり着いた
その幸運よ
何というパラドックス!
こころを守り
負った傷も
犯した罪も
全て流してくれる
そのバイブレーションは
<わたし>という楽器を
通して奏でられる…
1日の終わりに
祈りを捧げる
確信犯的に
そして
意識に上ることすらなく
すべき事をせず
せざるべき事を
してしまった
そんなわたしの
今日という日の
過ちをお許し下さい…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?