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#10|ゆっくりゆったり離乳しよう!無理しない"混合離乳食"育児のススメー生後6・7か月編-

こんにちは。ii-mono.eオーガナイザーのいとうです。

今日からは、産後2年以内で、悩んだり不安になるママが多いと言われている離乳食期の育児について、「持続可能な育児」のヒントを、自身の育児体験をベースにお話していこうと思います。

離乳食期は、産後よりもしんどい?!【前回のおさらい】

離乳食期はマイナスメンタルからのスタート?

私には、現在2歳の息子がいますが、離乳食期のことはつい最近のことのようによく覚えています。

なんていうか、、

自分の人間力を我が子に試されていたような日々の連続でした(笑)

連続と言えば、離乳食期になった途端に母親のメンタルや体の調子がリセットする、、なんてことはないので、

乳児期の睡眠不足や産後の不調を引きずったまま、メンタルもフィジカルもともに「マイナススタート」だったりすると思うのです。

乳児期から続くことの中でも最も悩みの種となるのは、「母乳育児」ではないでしょうか。

私は、結果的には母乳とミルクの混合育児で落ち着いたのですが、そこに至るまで、母親としての葛藤があったり、乳トラブルがあったりして、産後すぐから育児のプレッシャーや、思うようにできない自分と戦っていたように思います。

余談ですが、通りすがりの人に「母乳?」と聞かれたこともあった(笑)

このご時世で見ず知らずの人に、自分が気にしていることを唐突にぶっこまれることなんて予想だにしていないから、かなり情緒が乱れる。

「見ず知らずの人なんだから気にしなければいいじゃん」って夫は言います。

ちがいます。

見ず知らずの人にまで聞かれるほど「母乳」って大切で重要なことなんだ。できない自分は「ダメな母親だ」ってさらに追い込まれるのです。

そして、そういう気のない夫の言葉がさらに妻を追い込んでいくんだということ。

私の離乳食期は、こんな具合に、心身ともにマイナススタートだったように思います。


ゼロスタートの離乳食期を迎えるために

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産後はとにかく自分が思っている以上にセンシティブです。

だからこそ、周りの人の協力も理解も必要で、育児以外のすべてのことはできる限り手を抜いてテキトーにしておいて、離乳食期がやってくる生後(産後)半年前後までに、「まぁいっか!」精神を身に付けておくのをオススメします。

ココをCHECK!
「これやらなかったら死ぬかな?」って自問する

産前に、当たり前のようにできていた家事ができないことへの自己嫌悪や自責の念が、どうしても働いてしまうときは、これを自問自答してほしいなと思います。

夫婦のたいがいのことは、少しくらいサボっても死にません。

赤ちゃんのお世話だけできていれば、それ以外のことは「まぁいっか!」です。

ただし、これは、夫と共通認識にしておくことが大切です。

そうすることで、本当に少しずつ乳児期の生活にも慣れてきて、生後(産後)半年の離乳食期を迎えても、この先も「まぁいっか!」が根付いていることで、家族生活のジレンマや葛藤も、夫婦で乗り越えていけるようになるのではないかなと思うのです。

ちなみに、我が家で夫婦で乗り越える関係を築けるようになったのは、もっとずっと後でした。


「離乳食期」という言葉にとらわれすぎない

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我が家はというと、できるだけ遅くにスタートしたかったので、生後6か月から始めました。

離乳食初期と言われる2か月間は、どう作ったって食べてくれない日々の連続でした。

お粥は最初のうちだけ。

日を追うごとにお粥を吐き出して、そのあとは泣き出してしまう。仕方ないのであきらめてミルクをあげる。そんな感じが続いて一体どれだけの離乳食を捨ててきたのだろうと思います。

なんとか一口でも食べてほしい想いで
10倍粥に出汁をたしてみたり、お水をいいお水に変えてみたり、炊飯の仕方を変えてみたり、「離乳食を食べない」で検索してありとあらゆる可能性を拾い上げてみたり、、、

とにかく必死でした。

こどもが寝ている時間はスマホにかじりついて、検索履歴が埋まるほどに離乳食のことを調べていました。(今思えば、一緒に寝ればいいのにね・・・)

それでも、一向に食べてくれない日々。
手間暇かけて作っても捨てる毎日を過ごしているうちに、息子はもう離乳できないんじゃないかって、まるで抜けることのない長く暗いトンネルの中にいるような日々でした。

でも、そんな私の想いとはウラハラに
「ボク、ミルクがいい!」ってミルクをせがんでくる息子・・・
食べる気配、一切ナシ!!!!

こうして、否応なく離乳食はいったん中止に追い込まれます。
この時点で、息子は生後7か月ちょっと前。

ちなみに、今2歳の息子ですが、この歳の一般的なごはんの進み具合に比べると、食べる食材の種類も硬さも約半年くらい遅いです。

今思うに、「離乳」のタイミングを、「生後〇か月」で括るから、離乳食が進まないと追い込まれてしまうんですよね。

ココCHECK!
「離乳食」は赤ちゃんがスタンバイできたときに始める

赤ちゃんの成長は、スプリンターのように出だしの成長が早い子もいれば、出だしがスローでも最後に追い上げてくる子もいますが、離乳食も同じだと思います。

たとえ、一般的に「離乳食初期」と言われる時期に我が子が食べなくても、きちんと身体的機能が成長していくにつれて、食べるようになるのだから、それまでは、中止してもいいし、回数を減らしてもいいと思います。

肝心なことは、世間一般の「平均値」に我が子を合わせることではなくて、我が子の成長に私たち大人が合わせることだと思います。そしてそのほうがママの精神的にも良いのではないかな。

ちなみに、2歳9か月の息子は、まだオムツ生活しています。

いわゆる「平均値」より遅いです。それでも、幸いなことに私の周りの育児先輩方は、「息子に合わせたほうがいい!」と強く進言してくれるので、無理やりトレーニングをせずに、息子がトイレに行きたいタイミングで連れていくことにしています。

心にゆとりがあると、子どもにもやさしくなれる^0^


次回、離乳食が進まない息子がとうとう離乳食中期の月齢に突入!この時期が無理しない育児への変換期となったのでした。


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