#19. エンタメへの関わり方
今日はタクフェスの「天国」を見てきた。
「お客さまあっての舞台 (意訳) 」とあって
コロナ禍でのライブエンタメ業界を思い、グッときた。
舞台を観に行ったり、小さなシアターに行くと、ロビーの中に明らかにその業界の方々だな、という方をよくお見かけする。
一目で分かる。
俳優さんなのかモデルさんなのかダンサーさんなのかは分からなくとも、その道の方だということは分かる。
3歳からバレエの先生や舞台監督さんなどを見てきたから。
この時もそうだった。
そういう方々をロビーで見掛けると、胸がギュッとなる。私はそうなれないから。
ジャニヲタを始めて鑑賞側としてエンタメに熱中するようになり、ことあるごとに感じてきた。
私は何をしているんだろう。
私は一観客以上のものでありたい、と。
その精神はお笑いにハマった今も健在で、ただ見る、感じる、だけで終わらせたくなくて、こうして文章を書いている。
別にそれが何かに繋がるとも思わないし、自分自身が書きたくて書いている訳だが。
今はただのサラリーマンで何も創作に携われていない。ダンサーとして訓練をしている訳でもない。
勿論文章も好き勝手書いているだけだ。
それでも感じて、自分自身の思考を通して文章を吐き出すことには意味があると思っている。
話が逸れた。
エンタメが好きだから関わりたい、を超える、関わってたい何かがあるんだと思う。
出来れば業界に貢献したいと思っていた。
そんな一年を過ごしてきてやっと今、分かる。
お客あってこその舞台。
なんだ一回一回劇場に足を運ぶことで、エンタメを未来に繋げる一端を担えてるじゃないか。