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切れるのが気になるときに

もんちゃんの記事で詠まれた句です。

雪深し山あい走るワンマン車

もんちゃん

パッと読んで、すぐに情景が浮かんだ、いい句です。

そのコメント欄に、三段切れについて
書かれてあるのが、すごく勉強になりました。

今回の句の場合、

雪深し/山あい走るワンマン車

と上5で切れます。

もし、ここで切れるのが気になるなら、
雪深し」を「深雪」と詠み替えて、
助詞「の」で繋げば、

深雪の山あい走るワンマン車

で繋がって詠めます。

実際には、
山あい走る→ワンマン車
と繋がっているので、
三段切れではありません。

切れが気になるなら、
常に、別の言葉で詠めないか
考えるのも1つの手ですね。

歳時記で、別の季語を探す方法もあります。

たとえば、
冬の夜(ふゆのよ)という4音の親季語がありますが、
その子季語として、
冬夜(ふゆよ)、寒夜(かんや)なら3音、
夜半の冬(よわのふゆ)なら5音、
というものがあります。
歳時記などで、季語を探してみるのもいいですね。

もんちゃんの記事はこちらです

#俳句幼稚園
#瑠璃星note


みなさんといいものを作り上げていけたらと思っています。noteを面白い方向に転がしていきたいです。これからも書き続けます。