SMAP英才教育。
一昨日2021年9月9日はSMAPの30周年記念日でした。
そのニュースを知った時、私と同い年だったことを知りました。
Twitterでラジオ番組のブルーオーシャンがSMAPまつりをしていると知りあわててradikoで視聴。
ブルーオーシャンは時たまSMAPを流してくれるのでとても嬉しい。
何故って、SMAPはダウンロード配信をしていないから。レコチョクとかにはあるけど、アルバムで聞けるわけでもなく...当然Spotifyなどのサブスクリプションにも無い。
そのため、何でも手に入るこの世の中でレコード並みに自主的に聞きに行くのが大変な音楽、だと私は思っている。
私の母はキムタクが大好きで、SMAPのファンクラブに加入していた。我が家は3人兄弟で転勤族だったため、母は専業主婦として3人のお猿さんたちを育てていた。そんな日々を癒やしてくれる存在がキムタクはじめSMAPのみんなだったのである。
それもあって私は0歳のときからSMAPを聴いて育っている、いわば英才教育である。これが英語であれば今頃はペラペラだったかもしれないが、この英才教育を受けて育ったことは今思えばとても光栄なことである。
私の初めてのコンサート参戦もSMAPだった。
初めてのコンサート参戦は小学校1年生の時。浜スタだった。お母さんに連れられ初めて行ったコンサートは、会場に行くまでダフ屋が沢山いて本当に怖くてしょうがなかった。何だこの世界はと思った。
座席はほぼ一番後ろの方の席。お母さん、運が本当によろしくない。にもかかわらず後ろの席にいたお姉さんたちは上半身水着参戦だった。正直子供ながらに「なんで?」引いた。笑
中居くんや慎吾ちゃんが好きだった。多分その後のサマ☆スタの影響もあったと思う。当時スピードやモー娘。が流行っていたが正直全然興味なかった。学校でモー娘。ごっこを女友だちに強要されるのがたまらなくつまらなかった。思えばその頃から演じたい側ではなくてみたい側だと自覚していたのかもしれない。
お母さんが我々お猿さんの育児に疲れたり、夫婦げんかが起こった時は決まってSMAPのライブビデオを見てうっぷんを晴らしていた。CDアルバムは全てあったから私もずっと聴いていた。
SMAPの曲はどれも歌いたくなるものばかりで好きだった。FreeBirdの曲がすごく好きで、美術の時間の切り絵にFreeBirdの歌詞から感じ取った絵を描いたりしていた。なんとなくアイドルグループが好きってことが恥ずかしくてあんまりまわりには言っていなかったくせに。MIJのアルバムも好きだったなあ。すっかりSMAPが私に組み込まれていました。
でもそんな英才教育も、2000年に終了します。
そう、キムタクの結婚。
その歳のライブもお母さんと一緒に行っていました。
そこでライブ前にキムタクの結婚報告。これはおぼろげなんだけどお母さんが本当にショックで、寝込むんじゃないかと心配するぐらいでした。笑
当時のことを改めて今調べたら、あるブログを見つけて、それを読んでやっぱりSMAPは最高だなあって思いながらうるっとしました。
そこからぱたりとお母さん。SMAPのグッズを買うことをやめてしまいました。…結婚が本当にショックだったんだろうなあ。とも思うし、子育てに余裕が出てきたんじゃないかなとも今なら思います。
今でこそアイドルの結婚は認められるようになったけど、当時は本当にご法度だったよな〜。と。↑の記事を読んでキムタクは道を作った人なんだなとも思いました。
あんだけ5人がキャラ立ちして、ジャニーズで新しい道を切り開いていったんだと思うと本当に日本のアイドルの顔だったなと思うのです。
改めてブルーオーシャンで音楽を聞き返して、「ああいい歌だな」って思うのと同時に思い出される子供の頃の思い出。無料会員なのでもう聞けなくなってしまい、やっぱりCDを買うしか無いのか…いや実家に聞きに行こうかな…と思ってます。
脱退したのにも関わらず30周年を祝われるグループ、冷静に凄いと思います。吾郎ちゃんのラジオで、笑顔のゲンキを流しているのを聴いてまた泣きそうになり、つよぽんと慎吾ちゃんのラジオで2人が普通に話している様、中居くんとキムタクもそれぞれラジオ番組を持っていて、「あ、SMAPはラジオにはちゃんと存在していると思わせてくれる、好き…」となりました。
解散しても、死んだわけではなくて。みんなそれぞれ生きているんだと実感できてとても嬉しかったという話です。
あと、誰かが言っていた「推しは推せるときに推しておけ」は真理だと思っていて。母のSMAP熱が冷めてしまってからは自発的に追うことをしていなかったけれど、今思うともうSMAPのコンサートは(おそらく)二度と参戦できないんだなと。そう思うと私は子供の頃あの国民的スターたちのコンサートに行けたことを本当に光栄に思います。
ライブビデオ、ビデオなんだよな―――実家で見れるかな、楽しみですね。
私もいつか子を産み育てるときには、母と同じようなことが起こるのかな。それも楽しみですね。
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