「自転しながら公転する(第2話)」私たちはどこに向かっているんだろう?という浮遊感がうまく描けている
前回は、藤原季節が松本穂香の家を訪ね、松本の両親にあい、中学卒の学歴と、今無職だということを素直に話すところまで。ここで、藤原がちゃんと手土産を持ってきたりする常識があったり、調理師免許を持っていて、料理の手際が良かったりするところが出てくるところで、見ている方としてはそんなに不安は感じない。というか、昔のこういう話に比べれば、人間性がしっかりしてればいいだろうとも思う。そう、大学を出たって、人間失格みたいに言われる輩は無数にいるのだから。でも、基本の学歴にこだわるのは、牛久