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2024年新作映画レビュー

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2024年に映画館で観た映画レビューです
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「グランメゾン・パリ」料理というものをエンターテインメントに見せることの結果が三…

今年の映画納め。とはいえ、中盤はほとんど映画館に行く時間もなく、いや、進んで、みたいよう…

「侍タイムスリッパー」映画としてのまとまりはいいが、粗がない分、映画的な面白みに…

やっと時間を作って観た。なんとか今年中に見られたと言うことだが、最初に封切ったシネマロサ…

「劇場版ドクターX」先を作らぬという選択ができない製作者の姿が見えるのが作品の良…

最後に英語で西田敏行氏への追悼文が出るが、なぜに英語だったの?それはともかく、映画の中で…

「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ」三作目にして完成度の高いアクション作品に昇華…

時間を無理してやっと観に行けた。そして、面白かった。二人のキャラクターはそのままに、アク…

「碁盤斬り」浪人として逃げた武士が、自分のアイデンティティを守り、そして旅立つま…

これもAmazonプライムでの視聴。白石和彌作品をビデオで見るもは辛いかなとは思ったが、思った…

「不都合な記憶」理想的なアンドロイドを作ろうとする恋物語であり、恋とは何かという…

Amazonプライムで今日から配信になっている作品。こういうのも映画と呼ばれるものにに入れても…

「あんのこと」確かに時代の中でこのように澱みの中から這い上がれない人はいるけどね

Amazonプライムで観る。公開から三ヶ月でストリーミングに出てしまう時代である。映画館で見たものを映画という時代でないのもわかっている。こないだまで再放送していた「オードリー」でも映画やテレビなどのコンテンツの境目はなくなっていくということを予見するセリフがあったが、もはや、スマホでも4Kが撮れる時代に、ビデオで観ることもありと私も考えるようになったということだ。 しかし、実話とはいえ、救いのない話である。この間観た「ナミビアの砂漠」もある意味、救いがないと思ったが、同じ

「ナミビアの砂漠」今の日本は砂漠という例えなのかは知らんが、迷惑女の話である。

カンヌで国際映画批評家連盟賞受賞という肩書きを得ての公開。監督脚本は長編第一作となる山中…

「ラストマイル」テレビ基軸のオールスター映画だが、やはり作りはテレビサイズ

3月以来の映画館での映画鑑賞です。まあ、アニメに主力を置くようなシネコンの状況や、それに…

「ボーはおそれている」結局は自己破壊に晒される、大いなる冒険劇

「ミッドサマー」のアリ・アスター監督。「ジョーカー」のホアキン・フェニックス主演の、一言…

「身代わり忠臣蔵」ムロツヨシの良き演技でなかなか色気のある忠臣蔵に仕上がったと思…

原作・脚本、土橋章宏。監督、河合勇人の作品。ムロツヨシ主演ということで、予告を見てもコメ…

「カラーパープル」39年前の映画のミュージカル化だが、戦争が止まない世界の中では今…

アカデミー賞で10部門でノミネートされ無冠に終わった前作の制作は1985年。ちょうど今放送して…

「夜明けのすべて」あえて、ドキュメンタリックにすることの意味合いが私にはわからな…

瀬尾まいこの原作を「ケイコ目を澄ませて」の三宅唱の監督で映画化。まずいえば、私はこの「ケ…

「哀れなるものたち」ラストのヤギ男の姿は痛快だったが、何故、今、この映画と思うところが大きいですね。

昨年のヴェネチア映画祭の金獅子賞作品。そして、今年のアカデミー賞では11部門ノミネートという作品なのだが、予告編を見ても何の映画かわからず、日本の興行はなかなか辛いだろうなという感じがした。で、明日から3週目に入ると、1日1回上映になるところが多いみたいだったので、本日昼間に観てきた。平日にしてはそこそこの客はいたが、観客はじっと観ていたが反応がわかりにくい作品だった。 監督ヨルゴス・ランティモス。主演エマ・ストーン。プロデュースもやっているらしいエマの存在感はなかなかだ。