おすすめのランニングコース
「ぶっちゃけ、みなさん、どこ走ってます?」
8月29日、第4回目の走る研究室のまとめになります。
今回は「おすすめのランニングコース」という内容で実施させて頂きました。今回もTwitterのスペース機能での開催になりました。以前はZoomがメインだったのですが、最近はスペースの方がメインで今後もこちらでの開催が続きそうです。
さて、現在、色々と大変な状況なので、各地で緊急自体宣言が出され、特に地方では屋外施設が閉鎖されているところが多く、練習場所に困っている方も多いと思います。
今回のテーマは以前にリスナーの皆様からテーマを募集した際に頂いた内容でメンバー全員とても興味を持っていたので、いつかは取り上げる予定のテーマではありましたが、こうした時事的な課題も背景にあることをふまえ、今回こちらのテーマということに決まりました。
まず、メンバーのこれまでの居住場所の遷移をまとめると
近藤さん:静岡->東京->埼玉
古川くん:熊本->福岡->東京
三津家さん:熊本->茨城->東京
福田:ずっと石川
といった感じです。
メンバーの練習場所
最初、古川くんと三津家さんが不在だったので、近藤さんと福田で普段走っているランニングコースについて話していました。
近藤さんはよく代々木公園の1km強程度のコースでポイント練習をよくされたようです。先日、埼玉の方にお引っ越しをされてまたその辺も変わってくるようですが、基本的には同じ周回コースを回っているのが好みのようです。緊急事態宣言下でも特に競技場閉鎖等はないらしく、これまでと変わりなく練習されていらっしゃるようです。
これに対し、地方住まいの福田は緊急事態宣言によって競技場が閉鎖され、ポイント練習の実施場所に大変苦労しています。距離走は河川敷で行っていることが多いため、特に影響はないのですが、スピード練習に関してはしっかり距離をとって、周回コースでやりたいと思っているので、広い駐車場で400m取れるコースを見つけてそこでポイント練習しています。かれこれ1ヶ月以上続いているので、そろそろちゃんと競技場でスパイクを履いて本格的に練習したいと思うところです。
そして、少し経ってから古川くん、三津家さんも入ってきて下さり、これに続きました。
お二方は、比較的近くにお住まいということもあって、たまに道端で会うこともあるようです。
古川くんは普段のジョグは道路でコースを決めずに走るスタイルで、場所は道路だったり河川敷だったり、練習スタイルも場所も多岐多様。コースはまだまだ探索中とのことでまさに開拓者です。
三津家さんも周回コースよりも色々なところを移り変わりする方が好みらしいですが、誰もいない近所の公園で音楽を聴きながら、あるいは歌いながら自分の世界に入って走るのが一番楽しいとのことでした。
ランニングコースの種類
ざっくりと、ランニングコースの種類を分けると、
1.平たんな周回コース
走りやすくてラップライムはしっかり測れる
2.平たんな市街地コース
走りやすくてラップタイムはざっくり
3.起伏のある(整備されていない)周回コース
走りにくいが、ラップライムはしっかり測れる
4.起伏のある(整備されていない)市街地コース
走りにくくてタイムもざっくり
といった感じになるかと思います。
1は周回コースが苦痛でない人にとっては、ジョグにもポイント練習にも使えるコース。
2は景色の移り変わりを好む人がジョグを楽しむようなコース。
3はラップを刻めるものの、走る用には整備されていないので比較的難易度が高いコース。
4は完全にペースを忘れて、険しい道を走破することだけに集中するコース。
といった感じでしょうか。
ちなみに、途中入って下さった、東京大学の栗山さんは、四国圏南西部のおすすめコースということで彼がいつも走っていた距離は1.1km坂道で険しいコースを紹介して頂きました。東京に来てからは信号は多いものの、平坦な道が多く、とても走りやすく感じられたということでした。
整備されていないコースを走ることのメリット・デメリット
周回かどうかというところはそれぞれの好みに別れるので、それは任せるとして、平坦なコースのメリットとしては、何といっても、しっかりペースを意識して走れるところ。
これとは逆に、起伏のある、あるいは整備されていないコースではペースの目安が分からないというのがデメリットとも受け取られがちではありますが、むしろペースが分からないことがメリットにもなるというのが今回のキーワードかなと思います。
ペースが分からないということはタイムという形での客観的な指標を参考にできないということですから、周回コースの時以上に自分の体の状態に精神を集中させなければいけません。競技者ですと、普段の練習でもタイムに縛られがちにはなりますが、こういったコースでタイムに縛られずに走ることで、気持ち的には楽に臨める部分もありそうですね。
おわりに
今回は「おすすめのランニングコース」ということでしたが、普段走っているコースを共有するだけではなく、どういった目的で、どういった趣味・嗜好があってそのコースを選んでいるのかといった部分まで共有できたので、住んでいる地域が違っていても参考にできる部分があったのではないでしょうか。
特に自分は「ポイント練習するなら競技場」と思っていましたが、ポイント練習の場所をロードにすることのメリットも発見でき、視野を広げるきっかけになりました。
この記事を見て下さっているのは本気で競技に取り組まれている方、もしくはランニングに最大の情熱を注がれている方々ではないかなと思います。
秋口のロードレースでも中止が決まってしまったレースもあったり、これからしばらくはアスリートにとって厳しい状況が続きそうですが、自分にとっては長い間こんな状況の中でもそこそこモチベーションを保って練習し続けていられるのは「走る研究室」の存在がとても大きいです。
こうした情熱をもった人たちが集まるコミュニティに属させて頂いていること、とても誇りに思いますし、メンバーや視聴者さんたちには感謝の思いでいっぱいです。
こうしたつながり、大切にしていきたいですね!
今後とも、「走る研究室」をよろしくお願いいたします^ ^
コラム
話の途中にご紹介させて頂いた、「走ろう日本プロジェクト」のサイトはこちらです。各地域でおすすめのランニングコースがランキング形式で見られるのでぜひご覧になってみて下さい!
執筆担当:福田
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