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機能低下にともなう走力ダウン!

Garminのトレーニングステータスがディトレーニングと表示されているランナーは、心肺機能と筋持久力の機能が低下しています。
ディトレーニングが続くことで、これまで積み上げてきたトレーニング成果が台無しとなってしまいます。
リカバリートレーニングを行い、プロダクティブトレーニングを追加してください。


トレーニング不足、質の低下に影響を受ける2つの機能


呼吸
筋力


心肺機能を強化するには、心拍数の上げ下げの幅を大きくするトレーニングを追加する必要があります。つまり、毛細血管量を増量する内容で行うことです。
指標は、Garminの負荷バランスから3つのゾーンが最適となる内容となるように取り組んでいきます。

走力アップするには、ゴールまで全身に酸素を循環させることが必要になります。それには心臓と肺の機能向上が必須です。


個人のトレーニングゾーンで取り組めないと筋持久力が落ちます。つまり、ミトコンドリアの機能が低下した結果、長時間にわたり筋肉を動かすために必要なエネルギーを作り出せなくなってしまいます。
指標はGarminのFunction Threshold Power(Running Power)からマラソンペースのパワーW、閾値のパワーW、HITTのパワーWをゾーン分けをしていきます。

マラソンペースのパワーW、閾値のパワーW、HITTのパワーWにゾーン分けて記録

耐乳酸性を高めて、ゴールまで動きつづける筋肉をつくる!

筋持久力を向上させるには、筋疲労を促進してしまう乳酸(エネルギーとしての乳酸以外)が滞留しない、耐えられる身体を作ること。
疲労が溜まり始める分岐点であるLT値に到達する時間が遅いランナーほど耐乳酸性が高く、疲労を感じることなく、長く走り続けられる。


次回は、ディトレーニング方法について考えていきます。

気象条件、体調、仕事などの都合でトレーニングが行えない場合の機能低下をどうするか?
見ていきます。


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