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私が走る時、考えること_2024年10月20日〜26日

10月20日(日)  晴れ(風、強し)
10:20スタート 約10km 福岡志賀島金印マラソン大会
【脳内スケッチ】
●今期初めての大会にテンション上がる
●自然豊かな環境を走る

●今期初めての大会にテンション上がる
ここ10数年、毎年参加している大好きな大会。
毎年この大会からその期が始まる。今期を占う前哨戦のような位置付けの大会だ。
ところが今年は出足をくじかれた!
博多港からのフェリーが高波のため欠航。
博多港に着いてそれを知った私は、急遽陸路に切り替えて島に向かったが、交通規制のため島の3、4km手前でバスを降ろされ、島にたどり着いたのはスタート時間ギリギリ。
でもこんなハプニングも、この大会の“ゆるさ”同様、なんだか楽しい。
スタートエリアに行くと、
大会関係者:「今日は風が強いので、スタートのピストルが“スカッ”という音しか鳴りません!ちょっと試しにやってみますね。よく聞いてくださいよ。(スカッ!)みなさん、聞こえましたか???」
ランナー:「うぇーーーい!」
大会関係者:「はい、では本番もこれでいきまーす」
こういう、のんびりした地元の大会。
10kmは距離で言えば練習と変わらないが、やはりスタートラインに立つとうきうきと気持ちが浮き立つ。
そして意外と地域の力のあるランナーや学生が練習を兼ねて参加しているので、レベルも早い人からのんびりランナーまで幅が広い。
今期もとうとう始まる!!!

●自然豊かな志賀島を走る

強風で海も荒れていますが、快晴で気持ちの良い志賀島でした


漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)の金印が出土したことで有名な志賀島は、周囲約10kmの小さな島で、この福岡志賀島金印マラソン大会は今回で第49回となる歴史ある大会だ。
私が初めて参加した2008年は、確か40歳以上しか参加できない年寄りマラソンだった。
ゼッケンは布製、ゴールで読み上げられるタイムを記憶しておいて自分で空の記録証に記入するスタイルだった。
走った後は地元のサザエご飯や海鮮料理を食べて帰ったり、おばちゃんの作ったジャムや果物をお土産に買って帰った。
その後マラソンブームの到来で、この素朴な大会もその波に巻き込まれ、スポンサーもつき、参加者も増え、若者も走れるようになり、以前ののんびりさは薄れてきたが、それでもまだその余韻は残っている。
コースは起伏のある海沿いで、福岡タワーやドームなど福岡の街の風景を海越しに眺めながら、波の音を聞きながら走れるコース。
年に1度こういう場所に来ることで、走る気持ちもリセットされる。
いい場所だ。
今日のタイム:56分32秒
うん、まずまず。

10月21日(月)  06:30 晴れ
約10km 山コース
【脳内スケッチ】
●テーマ曲は「紅」X Japan
●再会した友達のこと
●昨日の好調な手応えを維持したい!

●テーマ曲は「紅」X Japan
この曲はさして好きでもなければ、最近聞いた覚えもなくて、なぜ頭の中で鳴っているのか思い当たる節が全くなし。

●再会した友達のこと
土曜日に28年振りに再会した友だちは、変わっているところもあり、変わっていないところもあり、とても気持ちよく食事を楽しみ、会話をして別れた。
ただ、連絡を取らなかった間に彼女は大病を経験しており、そのせいかわからないがかなり痩せていた。
私たちくらいの年代になると、自らの生死に関わる辛い思いをした友だちも少なくない。
そして私が感じるのは、その人たちはスピリチュアルな世界に興味を持ち始める率が高い。
私はスピリチュアルなことにほぼ興味が持てず、話を聞いてもうまく理解ができない。
ただ、この世の中、今はまだ化学的に証明できていないことでも、もしかしたら将来は解明されることもあるだろうから、今は非化学的と思えることも心の中で否定はしないでいようと思う。

●昨日の好調な手応えを維持したい!
昨日の10kmレースは好調で良い手応えがあった。
あの感覚を持ち続けたい!
ランは単純な動きの繰り返しだから、意識の持ちようが大きく調子を左右する。
大丈夫だ。自信を持とう。

10月22日(火)  06:30 雨
ランニングお休み

10月23日(水)  06:30 雨
ランニングお休み

意識を上げようと気合を入れたら、また雨続き。
でもこればかりは仕方がない。一喜一憂しない努力をしよう。

10月24日(木)  06:45 晴れ
約6km へびコース
【脳内スケッチ】
●日の出時刻が遅い福岡
●へびコースでへびに出会う

●日の出時間が遅い福岡
福岡の今の日の出時刻は6:30くらい。
夏の間は5時過ぎには明るくなり始めていたが、もう随分日の出時刻が遅くなっていて、朝ラン愛好者としては(というか朝にしかラン時間が取りづらい人間としては)これから12月の冬至までの季節はちょっとつらい。
日本列島で日の出時刻がこんなに違うことを初めて実感したのは、洞爺湖マラソンのため北海道に行った時だ。
札幌に宿泊し、マラソン当日の朝にバスで洞爺湖まで向かう予定になっていて、前日の晩、「明朝の集合時間は4:30です」と告げられた。
福岡に住んでいる者の感覚として、朝の4:30は夏も冬も暗い。
だが次の日の朝、札幌の4:30は明るかった!
ここは北欧か?!と思ったくらいだ。
考えてみれば当たり前のことだけど、その時初めて地域によって日本国内でも朝の到来時間がこんなに違うことに気付かされた。
なんだ!…ってことは関東の人たちは、私たち九州に住む人間よりも朝練習がしやすいってことなのか?!
九州に住む私たちは日本で最も朝練しにくい環境だったってことか?
その分夕方は遅くまで明るいんでしょ?と言われることもあるが、会社勤めとしていると確実に時間が取れるのはやはり朝なのだ。
これからの季節、寒い上に暗い朝、無理やり体を起こしてランニングに向かう日々となる。

●へびコースでへびに出会う
走っている私の視界に、急に蛇が草むらから飛び出してきた!
急ブレーキをかけて止まると、へびの前には小さなカエルがぴょんぴょん跳ねており、へびはカエルを追ってにょろにょろと、だが結構な速さで歩道を横断している。
だがカエルは一目散に逃げ、危機一髪のところで逃げ切り、うまいこと車道の車を避けながら道の向こうへ逃げ切った。
へびは自分の体が長い故に、カエルほどたくみに車を避けることはできないと自分で知っていたようだ。
車道の手前で逃げていくカエルを恨めしそうに見つめながら、ちっ…という表情(?)。諦めたようにすごすごとUターンし草むらに戻っていった。
カエルさん、朝からグッジョブ!!
へびコースで朝からへびに出会う。きっと縁起がいい。

10月25日(金)  06:45 晴れ
約6km やぎコース
【脳内スケッチ】
●テーマ曲は竹内まりや「人生の扉」
●11月場所が近い

●テーマ曲は竹内まりや「人生の扉」
昨夜T Vで竹内まりや特集を見た。
私は世代的に竹内まりやはドストライクで、この曲も好きだ。
特に好きなのは最後の英語の歌詞。
人生に意味はないって言うけど、生きる価値はある、というところ。
60年近くを生きてきて思うのは、何事も意味を考え始めると必ずドツボにハマる。
でも、意味があろうがなかろうが、楽しいと思えたなら価値はある。

●11月場所が近い
やぎコース沿いにある球場の前に、立浪部屋ののぼりが立った。

これを見ると秋だなあと思う
けど、まだブーゲンビリア咲いてます


この球場横のプレハブに、九州場所のため毎年お相撲さんがやってくる。
そうか、もうそんな時期なんだな、と気付く。
この時期に電車に乗ると瓶付油の香りが漂ってき、周りを見渡すと買い出し途中の大きな力士が乗っている。
J R筑肥線の電車には「唐津くんち号」の飾りが付けられ、力士が行き来する。
そんな風景が、この地区の秋の風物詩となっている。

10月26日(土)  06:30 雨・用事
ランニングお休み


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