adizero adios proレビュー ～フルマラソン走った感想も書いて行くよ10／26更新版～

ついに9/14にadidasから厚底カーボンシューズadios proが発売！

ステップスポーツのオンラインで購入。

外観

見た通りの厚底、lightstrake proは粘り気のあるような柔らかめのクッション。

アッパーは透けるぐらい薄いセラーメッシュ。通気性は良さそうですね。

アウトソールは本当にシンプル。

写真では伝わりにくいが薄ーいタイヤ素材のものが貼っつけられてる感じ。走ってたら剥がれないかな、っていう不安はあり。それぐらい薄いので耐久性は期待できないかな。500kmは持たないでしょう。

25.5cmで216g。まぁまぁ軽い。

シュータン薄い。最近流行りの一体型だが、シュータンがズレやすい。

写真では見えないが、靴紐を通すような穴がシュータンにあるんだけど、これに紐通すのかな、って思ったが通したところで、そこからもう1回通して靴紐を通すのは難しそう。

シュータンの穴がの使い方分からない笑

誰か教えてください。笑

シューズ履くのは口が狭いのでやや履きにくいのとシュータンがそのまま巻き込まれて入って行ってしまうので修正がめんどくさい。

けど、入ったらこう周りのフィット感はいい感じ。ヒールカップは軽量が図られてるので、割とふにゃふにゃ。この辺は主観だが、ヒールのフィット感はASICSのメタレーサーとかの方がよい。が、adios proも悪くない。

ちなみに甲周りは靴紐の穴が2、3列あるので調節できるので少し広めの人でも履けそう。

履いた感触は..これは跳ねる系のシューズだぞ！っていうのが伝わってくるシューズ！少し小刻みにジャンプすると反発力を感じられる。

フカフカ、と言うよりかはモチモチに近いかな。柔らかいけど、不安定すぎる感じもない。感触としてはメタレーサーとアルファフライの間ぐらい。

走ってみた。

昨日インターバルトレーニングと筋トレで脚の疲労が残っていたが、新しいシューズでテンション上がったのでとりあえず走ってみることに。

脚を真下につければそれでクッションで跳ね返って来ますね！カーボンで地面を叩いてるんで、そういう衝撃というか振動はちょっと感じるけどクッションはガッツリ入ってるんでそんなにしんどくはない。

これだけ厚いクッションなんで安定感が良いわけではないですが、不安定だとも思いませんでしたね。

平地は全然大丈夫、凸凹の地面の時と切り返しの時にややブレを感じる程度。

坂道は問題なし、登りはしっかり足首の背屈が少ない(と感じる)のでちょっと楽だし、下り坂もクッションが効いてるので足への衝撃は少ないから安心して設置できるので良い。

走った後でGARMINで見たらスピードの割にはストライドが伸びていました。やっぱり跳ねてるんだなぁ。

ちなみに僕が試走した時のデータがこちら。

疲労が割と残ってる状態でのランニングなのでペースが遅め。けど、脚を真下に下ろしていく感じで走るとスピードがいい意味でも悪い意味でも出てしまう。

しっかり脚を巻き付けて行かないと脚が流れてしまって割としんどくなりますね。しっかり重心の真下に着いて巻き上げる事ができると威力を発揮してくれそうです。

感想。

とても期待できるシューズでした！

耐久性は低いと思われるものの、フィット感もまずまずでそこそこ軽く、クッションの反発力をしっかり感じられるがそこまで不安定でもない。インターバルやダッシュという練習には向かないだろうが、レースやペース走には最適かと。

レースで使う最有力候補シューズになりそうですね。気に入りました。

しかし、ある程度練習は必要そう。ヒールストライクではちょっと走りにくいと思います。

腰高に体幹を保った上で、しっかりとミッドフット～フォアフットで重心の真下に下ろして行き、脚が流れないように脚をしっかり引き上げる。これが必要だと思いました。出来れば気持ちよく反発力を得られます。

これからこのシューズで大会出てくる人も多いのではないでしょうか。

もう少し練習してレースで履きたいですね！！

10/25ロケットマラソンで使用した感想

このシューズでフルマラソンを走ってきました！

感想は...いいですね！

しっかり脚を下ろして行けばそれで反発力が貰えます。少ないエネルギーでも走れますよ。

ただし、足が疲れて来た時の足の裏の痛さは覚悟しないといけないですね。35km以降は割と硬い板に乗って走っているような感じでした。

疲れてもヒールストライクでは走れないので大殿筋や中殿筋の筋力は絶対的に必要です。エナジーロッド＋カーボンプレートで屈曲性がないので、ヒールストライクで走ると痛いし、重心移動が上手くできずしんどいです。

フルマラソンでもミッドフット～フォアフットで押し切れる強さが必要だと思いましたね。