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見えるとか見えないとか

こんにちは。読んで面白かった本の話とイベントの紹介を。

このえほん知ってますか?ヨシタケシンスケさんの絵本で、たぶんこの本は知らなくても特に子育て中の方だとヨシタケシンスケさんをご存知の方も多いのではないか、と思います。(ヨシタケシンスケさんの世界観めちゃくちゃ面白いですよね〜〜〜〜!)

友人と胡桃堂喫茶店に行った時に↓この本を見つけて、そのタイトルに惹かれて読んだのと、それがきっかけで、絵本があることを知って、子供と読むのにいいなと思って買いました。

障害者は身近にいる「自分と異なる体を持った存在」
視覚を使わない体に変身して生きてみること
「見えない」ことは欠落ではなく、脳の内部に新しい扉が開かれること

「目の見えない人は世界をどう見ているのか」より

このスタンスで見ていくのってとっても素敵だな、と思って興味深くこの本を読ませていただきました。

以前、代々木公園でやっている視覚障害の方を伴走するランニングクラブにお邪魔したこともあるのですが、視覚障害といっても全く視力のない全盲の方から、少し見える方、見えるといっても見え方が様々なんですよね。まずそのことを知るのも難しい。そして、視覚障害の方、私が伴走した方は一人暮らしをしていました。どうやって暮らしてるんだろう?とか、買い物とかどうやってしてるんだろう?お料理も自分で?とか、???だらけで。こんなこと、聞いていいのかな〜と思ったりしましたが、走りながらいろんな話を伺って私の知らない世界を教えていただくことができました。

興味を持って知るって大事。そしてその世界を感じて、互いの違いを理解しながら、互いに新しい世界を共有していくのがとても大切だなと思います。

先日末、東京で行われたレガシーハーフマラソンで世界記録を上回るタイムで1位でフィニッシュしたのに悲しくも失格となってしまった道下美里選手。伴走者が先にゴールしてしまったという理由ですが、世界記録の力強い走りを見せてくれたことは見ていた人の記憶に残りますよね。素晴らしいレース本当にお疲れ様でした。

その道下選手の講演をやります。(10月30日10時半〜オンライン)
僭越ながら私、聞き役を務めさせていただくことになりました。(どきどき)小学校の頃に目の病にかかり、中学校で右目の視力を失います。そこからどんな体験や苦労があって、それを乗り越えマラソンと出会ったのか。マラソンを継続するにも数々のハードルがあったと思うので、その辺りのお話も伺っていきたいと思います。講演はオンラインでの開催で無料です。親子で聞くのもとってもいいと思いますし、サブ3あたりを目指しているランナーの方が聞くのも刺激があっていいと思います。まだ申し込み受付しておりますのでぜひご興味あるからはご参加いただければと思います。

詳細や申し込みはこちら⇩⇩⇩


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