いつかその子らしい花が咲くように、子どもの力を信じるヒント
4歳男子、0歳女子の子育て真っ只中です。
前回保育園のことを書いたnoteはいろんな人にシェアしていただいたりして、なんだか嬉しいです。自分の意見を表に出すのはドキドキすると、こうして反応してもらえると単純に嬉しいもんですね。(ということでこれからも頑張ってちょいちょい更新していこうと思います。)
子育てしていて思うのは、今の世の中情報が多いし、すぐなんでもアクセスできるから、どうしたって正解を求めたくなっちゃうということ。今でこそ私もだいぶ、どんと構えてられるようになったけど、第一子を出産後は、世の中にたくさんある情報に振り回されて、この時期にこれをやっておくとよい、とかいつまでにこれをしておかないと身につかない、なんて言葉に一喜一憂していたいました。息子が良しとするされることをできたら、「やったね!うちの子すごい!」と思ったし、できなかったり、私がその機会を作ってあげられてなかったら「私って子供に機会をあげられなかっただめ親かも」と凹んだり。特に1歳くらいまでは、子供も小さいし、当たり前だけど芽なんて出なくて、結果がわからないから、余計にこの体験させなかったから将来だめなのかも、、、とか思っちゃってたこともありました。今思えば馬鹿馬鹿しい(笑)でもそのくらい、「ちゃんと」とか「こうすべき」「したほうがいい」「しないとだめ」という情報が多すぎるんだと思います。見なきゃいんですけどね。今だったらこう思います。「そんな情報見るくらいなら目の前の子供をちゃんと見よう!」って。
そんな中、こうすべき、というよりも、困った時のヒントになる本を見つけました。題名からするとノウハウ本っぽいけど、「はじめに」に書いてある著者の意図は「これからの世界に必要な力」を身につけることを重視しています。「自分で問いを立てて、解決策を仲間と協力しながら考え、生み出す力」今までの学力重視の詰め込み型からどんどん学びのスタイルも変化してきてますよね。「自分で問いを立てる力」私もとても大事だと思っていて日々実践しているところです。
上の子が4歳になり、だんだん個性も発揮してくるようになりました。そして、何より外で自分の世界を作るようになってきました。保育園でも家でも自分の意思、意見をはっきり表に出すようになってきたし。今までは自分の好きなように、気に入らないことがあれば、ただ感情的になるだけで、こちらの言うことなんてほとんど届かない状態でした。最近では、ちゃんと話しをできるようになり、理解も納得もできるようになってきました。となると、小さいけどちゃんと意思があって意見を言う子供と、どう向き合っていくか?親として試される時がきたような気がします。そこでまた、私の頭には「私の言動次第でこの子の人間性に影響が出ちゃうかも」なんて思っちゃったりもするけど、よく考えれば、もう彼は私と息子だけの世界に生きているわけじゃない。広い世界と繋がろうとしているそのスタートラインに立ち始めているのです。私だけが背負うことでもないんですよね。まぁ、私といる時間が長いから、対話の仕方、人の話の聞き方、相手と意見が合わない時の向き合い方、自分と違う人がいた時の気持ちの受け取り方、表現の仕方などなど。ええーーこう言う時ってどうするのさー?と思うこと、たくさん出てきます。困った〜って時は、ママ友といろんな意見交換(いや、だた、チャットしてるだけだけど!)しながらいろんな視点ももらうけど、あぁ、こんな時どうしたらいんだろ?て時に、この本はとてもヒントになる気がします。今だけでなく、小学生に入っても出てくる「どうしたらいいの?」に正解ではなく、ちょっとしたやり方のヒントや視点をもらえる気がします。
著者の「おわりに」の言葉に強い信念と勇気をもらいました。
「どうしても咲けない時もあります。風雨が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時は無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために」(中略)
花がまだ咲かない。
子育てをしていると、そんなふうに「うまくいかない」と感じることの方が多いかもしれません。(中略)
でもそのとき子どもはきっと、下へ下へと根を張っているはずです。
だからまだ、つぼみのままでも慌てず、あせらず、自分にしか咲かせることのできない花を咲かせようと、下へ下へと根を張っている子どもの力を信じる。
子育てをしていて思いますが、結局自分が生きてきた世界しかわからないから、私が生きたことのないこれからの時代に対して経験から答えを持ってないことのほうが多いなって感じています。私は小学校時代をTHE新興住宅地で育ったから、似通った世代、世帯収入、家族構成の中で過ごしています。外国人もいなかったし、シングルマザーの家庭とか、多分そんな貧困、って感じの人もいなかったし。でもこれからは日本のどこにいたって、いろんな人たちと一緒になって学んだり、コミュニケーションしていかなきゃいけない。だから、私自身もこれからの多様性について向き合い方を学んで実践していかなきゃな、って思ってます。そんな中この本もとても素敵でした。日々勉強ですな。
今日は朝からちょっとだけだったけど森まで行ってウォーキング。良い週末のスタートを切れました!なんか最近私の中では土曜の朝が1週間の始まりのような気がしていて、土曜の朝アクティブに活動できるとエネルギーチャージできて、1週間頑張れる気がします。Let’s enjoy weekend!!
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