人に言えないプチ依存と向き合う人へ
前回、前々回と依存について書いてみました。
前回の記事が長くなってしまったので、今日は短めにしたいと思います。
きっと、いろんな人が持っているプチ依存。(今はアディクション体質とも言うのでしょうか)
病気と言うほどではないけれど、でもこれじゃ心にも健康にも良くない気がする、そんなもの。
私も、そんなものをずっと幾つも抱えてきました。そして、それを人に言う事はずっと出来ませんでした。
例えば、中学生の頃ぐらいからニキビをつぶしたり、顔を触り傷つけ続けたために、それはもうひどい肌になっていました。
数年経った頃には、ほっぺ全体が真っ赤だし、クレーターでボコボコだし……。
それをなんとかなかったことにしたくて、また毎日触ってしまう。
そんな悪循環にはまり、どうしていいかわかりませんでした。
見かねた母が、病院に行く?と聞いてくれましたが、私はかたくなにそれを拒否しました。
こうなってしまっては、病院に行ってもどうにもならないと思っていたのもあります。
けれど何よりも大きかったのは、「自分のせい」だと思っていたこと。
自然な発生でなかったこと。
「自分のせい」でこうなってしまったなんて、恥ずかしくて誰にも言えませんでした。
お医者さんには全て見透かされて叱られるような気がして怖かったのです。
なので私は、その後自分でなんとかしようと長い時間をかけることになります。
(そのおかげで、いろいろなことを考えられるようになったとも言えるのですが……)
今は、依存は決して恥ずかしいことではないと思っています。
けれど、それに対してどんなイメージを持ち、どんな反応をするかもその人の自由。
だから、言ってもいいし、言えないなら言わなくていい。
私も、言ってないものの方が多いです。
でもきっと、言える関係があるのなら、打ち明けられると良いのだろうと思います。
また、アルコールなどの離脱症状が出てしまうものや、依存の程度が強くなってくると、病院に行くことや、周囲の支えが必要になってくるだろうと思います。
ただ、まだ自分の範囲で収まっている、気づいたけどやめられないプチ依存……なら、気づいたときから、少しずつでも自分で変化させていくことができると思っています。
そして、きっと悩んだ分、かけた時間の分、自分を愛していくことができるようになる。
そのために、少しでも自分の経験が役に立つなら、と思って言葉にしています。
過去の私みたいに背負い込んで自分を責め続ける人が1人でも減っていって欲しいなと思い、もう少し、書き続けていってみようと思います。
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