【公務員試験】経験者採用・市役所・県庁【過去問・論文集】

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<八王子市役所>論文過去問

行政(大卒程度・経験者採用)B行政【2022年】


八王子市では新たな基本計画として令和22年(2040年)を展望した、「(仮称)はちおうしじ未来デザイン2040」の策定を進めています。「(仮称)はちおうじ未来デザイン2040素案」に記載されている、「みんなで目指す2040年の姿」の中から、あなたの興味関心があるものを1つ選び、選んだ目指す姿を実現するために、あなたが八王子市職員としてどのように取組むのか、解決すべき課題や具体的な取組を交えて論じなさい。

 八王子市は、その歴史的背景と自然環境に恵まれ、多様なつながりを実感できるまちとして知られています。私は八王子市職員として携わることを選んだ理由は、このまちが持つ温かなコミュニティ感と、そこで実現可能な「未来の主役づくり」のポテンシャルに魅了されたからです。人と人、人と地域が織り成す絆を深めることで、住民一人ひとりが「ほっとする住みよいまち」を感じられるよう努めることは、私の使命と考えています。
 「未来の主役づくり」という重点テーマを達成するために、八王子市は地域全体で子育てを支援する体制を整える必要があります。これには、地域内の多様なアクターを巻き込んだ包括的な支援ネットワークの構築が求められます。たとえば、子育て世代と高齢者との交流を促進することで、経験と知恵を共有し、世代間の孤立を防ぎます。また、地域の企業やNPOと連携し、子どもたちが多様な職業に触れる機会を提供することも重要です。
 また、八王子市は教育の質の向上を目指すべきです。これには学校だけでなく、地域が一体となった教育プログラムの展開が効果的です。例えば、地域の自然環境や文化資源を生かした学習プログラムを導入し、子どもたちの「生きる力」を育む環境を整えます。学校教育と連携しつつ、放課後や休日を利用した教育ワークショップは、知識だけでなく、協働や問題解決能力を高めるでしょう。
 八王子市での「未来の主役づくり」における取り組みは、単に教育の質を高めるだけではなく、地域共生を促進し、世代を超えた支え合いの精神を育むことが必須です。地域全体で子どもたちを支援し、彼らが多様な価値観やスキルを身につけることができる環境を提供することが、持続可能な地域社会を築く基盤となるでしょう。私は、これらの取り組みを通じて、八王子市の持つ可能性を最大限に引き出し、全ての住民が誇りを持てるようなまちづくりに貢献したいと考えています。

a行政
【2022年】

「八王子未来デザイン2040(原案)」に記載されている、「みんなで目指す2040年の姿」を実現するための「重点テーマ」の中から、あなたが八王子市職員として携わりたいものを1つ選び、選んだ理由を述べなさい。また、重点テーマ内の取組方針を踏まえて、八王子市はどのような取組を行わなければならないか、具体的な内容や効果を示した上であなたの考えを論じなさい。

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