「自己流フラットな考え方ー同じ高さで物事を考えるー」

目次
・やってもらう事が当たり前の世界

・同じ立場にたって物事を考える

・まとめ

皆様今年もよろしくお願い申し上げます。

2月に母が脚の手術を控えていますので、2月以降は更新減ります。


さて

新年最初の内容は「相手立場になって考える」ことについてです、前置きが長くなりましたが、以下内容です。

・やってもらう事が当たり前の世界
私達、障害者の人達の1部なんですが、やってもらう事が当たり前、「支援を受ける事が当たり前」と考える人達がいるんです。

身体が動かなければ、ヘルパーや家族にやってもらう事が前提にある世界が小規模ですがあります、

私達障害者は誰かの手を借りなければ、生きていけないですが、それを当たり前だと思ってはいけない、と思っているんですよ。

その理由はいくつかありますが、例えば
・ヘルパー等、支援者が何かしらの影響で支援提供困難になる
・障害があるから、と言う理由で育ててしまうと自分の中でルールを作ってしまい、結果的に支援される側もする側も、精神的苦痛になる可能性。

・支援が当たり前になることで、他人のことを考える余裕が無くなり、自己中心的な考えに陥りやすい。

そんな考えはダメだと思います、自分とは別の障害、自分と他人との間に壁を作りやすいんです。

私は障害があっても1回必ず自力で物事を行いなさい、それでも無理なら支援が必要と言うこと。

もしかしたら誰も手伝ってくれる人がいないかもしれないから、自分で考えて何か道具を使っていいから、自力で出来るようになりなさい。
この2つを父と姉から骨の髄まで叩き込まれたのですが、学生時代はそう言った考えの同級生は少なく、結果的に孤立してしまいました。

自分はあなたに比べてできることが少ない、やってくれる事が当たり前でしょう、なぜ手伝いを拒否するのか、そう問われた時期もありました、同じ障害で障害の程度が違うだけで、これだけの差があるんです。
それでは社会では生きていけない、私と同級生は同じ障害者です、私は中高と特別支援学校に在学していましたから。

考え方の違い、教育の違いからこの様な思考の壁が作られてしまったんです。


・同じ高さにたって物事を考える

この様な思考の壁を壊す為には、相手と同じ立場高さで物事を考える事が必要だと思っています。

例えば(あまりいい例えがないかもしれません)自分の足が動かなかったら、手が動かなかったら、目が見えなければ、耳が聞こえなければ、他にも色々あると思いますが、そのような考えを少しだけすれば障害者同士でも、無理せず支援し合える関係になれると思います。

私の場合は職場に手話が必要な方がいて、他の人達は手話ができないから状況が分からない。


もちろん手話以外にも伝える方法はありますが……それは少しだけ脇に置いておきます。

その状況を見かねて、私はたった1人の聴覚障害の方の為に手話を覚えました、簡単な会話なら手話ができるようになっていたのは自分も喜ばしい状況でした。

他にも車イスの方が物を落としてしまったら、なるべく拾うように心がけたり、視覚障害の方に物の位置が分からないと言われれば、右の方向にあります、と言ってみたり、とっさに左右が分からなくなってしまった場合は「私の声の方向に物があります」と言ったりして、ざっくりと説明する事もしています。


相手と会話をし、その人をきちんと観察する事で、その人が必要としていることをほんの少しだけですが、私にも支援できる方法はあります、障害者は支援を受けるだけが全てではありません。

相手を理解し尊重し合うことで、できる支援もあるのかもしれません。

障害に対することをここまで話してきましたが、この私の考えは健常者の方もあるかと思います。


何か悩みがあれば、少しだけ声をかけてみる、そこから広がることもあるかもしれません。

仕事上、立場のある人もいると思います、けれども職場、あるいは友人、だからこそ相手の立場の高さ、相手を見下し、上に見ることもせず、同じ目線になることは、この多様性のご時世に必要なことなのかもしれないです。

・まとめ
相手の立場になって物事を考えること必要
・障害者でも小さな支援は可能。

私の様な社会的弱者がこの様な物事を言うのは、もしかしたら違うのかもしれません。
それでも今まで当たり前だったことは、何かをキッカケに変わってしまうかもしれない、それを少しだけ頭のすみで考えること、思いやりの精神を持つこと、白か黒かだけで考えるのでは無く時にはボーダーな思考を持つことで、バリアフリーの思考は広がる、と思いたいのです。


これはきれいごと、かもしれません。
でも時には当事者と支援者の垣根を超えて考えることも必要です。

※内容が伝わりにくかったら申し訳ございません。


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ルナ
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