何歳になってもチャレンジする大切さ
私の仕事は理学療法士です。
理学療法士って何?って思う方もおられると思いますので改めて…
理学療法士は病院や施設でリハビリお手伝いをしているいわゆるリハビリの先生です。
先生なんていうと少し大袈裟で私はあまり好きではないのですが…その言い方が1番わかりやすいかと思いますのであえて「先生」という言葉を使いますが、私自身は先生なんて呼ばれるような人間ではないので、わかりやすく言ってるだけです笑
患者さんや利用者さんからは「先生」と言ってくださる方もおられるのですが…私らそんな大それたもんではないので、少しむずがゆくなってしまうのですが…
わかりやすくということで「先生」という言葉を使わせていただきます。
詳しくは私のブログの自己紹介を見てくださると嬉しいです。
本題に戻るのですが
みなさんは歳のことを言い訳にしたりしていませんか?
例えば、階段上って息が切れて「もう歳だから」なんて言っていませんか?
もちろん、年齢の影響は少なからずあると思います。
どうしても日々老いて、歳は重ねますから仕方がない面もあるとは思いますが…老いに負けないようにというか老い言い訳にしない!
というのも、何歳になっても伸びしろはあるんだなということを実感したお話です。
私は前述した通り理学療法士でリハビリの仕事をしているのですが、高齢の方と接することが多いのです。
70代、80代、中には90代の方もいますし、時々、100歳代の方もおられます。
年齢層が様々な方のリハビリさせていただくことがあるのです。
前提として私は、リハビリスタッフとしてスキルがずば抜けて高い訳ではありません。
自分で言うのもなんですが、中の中だと思っています。要するにいたって普通です。
中にはとてつもなく凄い先生もいます。
何したんだろうというくらい凄くて、すぐ結果が出せるような先生もおられます。
そういう先生には、到底足元にも及びません。
なので、普通のことは、普通にできるというぐらいの、スキルでお仕事をさせていただいております。
ただ、スキルも日々精進は致しておりますのでどうかその辺はご容赦ください!
過去に関わらせていただいた方で90代後半の方がおられました。
その方と関わって3ヶ月ぐらいになる頃です。
最初は寝たきり、ベッド上でご自分で軽く寝返り打てる程度しか動けない方でした。
関わらせていただいてる中で、3ヶ月が経過した頃には寝返りはご自分でできるようになって、起き上がりもある程度ご自分でできるようになりました。
そして、立つところまでできるようになたのです。
ベッド上でもう寝たきりだった90代後半の方がです。立つまでできるようになってきたのです。
良くなるかな?とは思っていましたが、3ヶ月という短期間でここまで良くなるとは正直思っていませんでしたが…その方の頑張りです‼️
では、なぜ頑張ることができたのでしょう?
それは…目標が明確にあるからではないかと考えています。
目標、この方にとっての目標は見る人から見ればさほど大きいものでありませんが、この方にとってはとても大きな目標なのです。
その目標は「洗面所で顔を洗いたい」「散髪に行きたい」 なんですね。
これって皆さん恐らくは普通にやられてることですよね。
ただ、やはり病気でベッド上で寝ている方というのは、これが当たり前ではないですよね。
我々が当たり前でやってることが当たり前ではなくて、それが目標になることもあります。
ただ、これってその方からすると当たり前のことを当たり前にするのがとても難しいことだったりするのです。
なので、その目標に向かって、その方は頑張ってるのですね。
すると、3か月ぐらいでみるみる結果が出てきました。
90代後半…その年齢の方が頑張って成果が出てきています。
なので、やはり年齢は言い訳にしてはいけないなと思います。
もちろん、目標の大きい小さいはあるかもしれませんが、その辺は人それぞれで良いと思います。
目標が達成できれば、次の目標というのが出てきますからね。
明確に、自分で顔を洗いに行きたい、散髪に行きたいという目標があったら、その目標のためにどうしなくてはいけないのかというのが自ずと見えてくるのですよね。
なので、年齢を言い訳にせずに自分のやりたいことを今一度考え直して、目標設定したいですね。
何歳になっても伸びしろはある。
90代でいきなりフルマラソン完走とかは段階として難しい話にはなってきますが段階を踏めば中には80代でフルマラソン完走させる方もおられますから。
目標としては持っていて良いのではないかなと思います。
それは、何歳になっても叶えられる可能性というのはあるので、頑張りたいなと思っています。
頑張る上で、ゴールでもある目標設定はすごく大切になってくるというお話です。
みなさんも年齢を言い訳にせずに目標を決めてみてはいかがですか?
目標に向かって直走ると意外とストレスに悩む日々もなくなるかもしれませんよ?