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「解剖学」「生理学」基本を学ぶ意味!

専門学校時代に散々と学んだ、「解剖学」「生理学」。
「体に携わる者」として、基本中の基本となる分野です。

まさに「基本が大事!」。スラムダンクのゴリこと赤木さんです笑

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井上雄彦『SLUM DUNK 完全版』第1巻 集英社


「なぜ基本を学び続ける必要があるのか?」

その理由として、先日ものすごく納得した出来事がありました。
シェアがてら書かせていただきますね(^^)
と言っても…大それた話ではなく、年末に聞いたラジオの話です。

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※今どき、こんなラジオないかもしれませんね笑

MBSラジオの「ベースボールパーク番外編 落合博満×掛布雅之 THE野球談議」という番組でした。
たまたまインターネットで知り、ふと思い立って聞いてみた。
それくらいのノリでした。
しかし!金言というものにはこういう偶然で出会うものなのですね(^^)

落合博満氏が監督をされていた頃の中日ドラゴンズー。
8年連続Aクラス、優勝4回、日本一1回。
中日ファンでもプロ野球に熱心なわけでもない私ですが、「とにかく強かった」という記憶が今も残っています。

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その秘訣を番組で話しておられました。
1対0、0対0でもいいから「負けない野球」を目指されていたそうです。
負けない為に何よりも必要なこと。それは「守備」だったそうです。
守備で失敗(エラー)をしなければ、失点を減らすことができる。
失点が少なくなれば自チームの得点が少なくても勝つ可能性が高まる。
最悪、引き分けることもできる。
実際はそんなに単純な話ではないのでしょうが、結果として8年間の成績が出ているから驚きです。

「失敗をしないこと」-。ハッとしました!

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「解剖学」「生理学」はまさにこのために学ぶんじゃないかと。
現場において、失敗しない=判断を誤らないことだと考えています。
改善の為の知識や技術が「攻め」ならば、解剖生理などの基礎は「守り」。
「守り」を固めることで、判断を誤らない、あるいは誤りを極力減らす。

基本を学び続ける意味がストンと腑に落ちました。

―例えば、利用者さんから痛みの訴えがあった時。
解剖学に忠実に、どこが痛むのか確認する。
生理学に忠実に、炎症兆候などがあるかどうか確認する。
丁寧に考えることで一つずつ消去し、確定はできなくてもある程度は導き出せるものがあります。
「高齢者に痛みはつきもの」「いつも痛がっておられるから」。
そう、基本をおろそかにした時に失敗はするものだと思います。
偉そうに言っている私も、腰椎圧迫骨折にすぐに気が付けないことが以前ありました…お恥ずかしい限りです(ーー;)

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―先日もこんなことがありました。
「排便なしに起きた、迷走神経反射による血圧低下、意識低下」。
結論としては、肛門~直腸に便の溜まりによる腸壁伸展が原因でした。
頭から知識を引っ張り出して、一つ一つ考える。
でなければ、低血糖?中枢系?循環系?何??と判断ができずにひたすら混乱していたはずです。
もちろん、理解できる範疇や対応できる限界はあります。
今回は幸い大事なく対処することが出来ただけかもしれませんが…。

「一つ一つ基本を積み重ねておくことの大切さ」を改めて痛感しました。

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「だからみんなも勉強しましょう!」
なんて偉そうな事が言いたいわけではなく…
「解剖学」「生理学」、どちらかと言うと地味な分野です。
すぐに結果に結び付くわけでもないのに、学び続けないといけない。
途方もないので…自分にはっぱをかける意味でも書かせていただいた次第ですm(__)m

この記事が少しでも皆さんの「学び」への励みになれば幸いです。
本当はさぼりたいけど(――;)……一緒にがんばりましょう!
ご興味をお持ちいただけた方、フォローや公式LINEにご登録いただけるととても嬉しいです(^^)

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最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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