リハビリデイ置きたい「振動マシン」
「振動マシン」皆さまのデイサービスには置かれていますか?
置かれている方-いいですよね(^^)
置かれてない方-本当にいいっすよ(^^)
「振動」がもたらす効果
・振動による循環促進
・振動による固有受容器への刺激 など
注目したいのは後者です。
筋肉・腱・靭帯などに存在する固有受容器。
空間における身体の位置や動きなどを感知しています。
つまりは「自分の体がどういう状態にあるか」とういうこと。
これが固有感覚です。
「転倒しやすい高齢者は腰部多裂筋の固有感覚が低下している」
という報告もあり、
この感覚が鈍ることでの運動能力低下は容易に想像できます(ーー;)
ぜひとも、何とかしていきたい所です!
そこでうってつけなのが「振動マシン」。
振動刺激により、固有受容器の一つである筋紡錘などが反応し、
「運動した」という錯覚を脳にもたらします。
これにより固有感覚は活性化されていくと考えられています。
・廃用傾向のある高齢者に
・固有受容器からの入力が減るパーキンソン病に
・片麻痺の方の麻痺側への促通刺激に
デイサービスに来られる利用者、ほぼ全員が対象になってくるのではないでしょうか(^^)置かない理由はありませんね。
(スペースなどのご都合もあると思うので、押しつけできませんがm(__)m)
家庭用のマシンや、今流行りの「マッサージガン」などもありかもしれませんね。
当施設でも、全員!このマシンは実施されています。自ら選ばれています。
「動いた(実際には錯覚ですが)」という感覚。
細かい理屈は抜きに、「本能的に」選ばれているのだと思います。
やはり人間も動物(動く生き物)ということですね(^^)
運動錯覚と「動いた」というイメージは、共通の脳活動。
[運動イメージ」は、実際に動く時とほぼ同じ脳領域が活動する
と言われています。(…脳は奥深過ぎますね(^^))
体が求める刺激。大事な事です。
体のケアや機能訓練、コミュニケーションなどのソフト面も重要ですが、
こういったハード面からの環境的な刺激も同じくらい重要だと考えています。
コミュニケーションから運動まで、いかに刺激の多い環境を作るか。
「来る」だけで自然と「刺激」が増える。「活動量」が上がる。
ココをいかに作り上げていくか。
皆さまはどうなされていますか?
ご興味をお持ちいただけた方、情報共有させていただければとても嬉しいです(^^)
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最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m