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シークワーサーは万能な食材✨

おはようございます。
投稿をお休みしている間、私は沖縄に行っていました。
沖縄で、大宜見村にある大宜見シークワーサーパークに行ってきました。

施設内にある「夢の蛇口」をひねるとシークワーサージュースが出てきます。なんと飲み放題!!

施設内は、工場見学もできてシークワーサーから、シークワーサージュースになるまでの工程をみることができます。また様々なシークワーサーを使用した商品が売られていました。中にはカフェも併設されていました☕
館内は無料で工場見学ができますよ!!

シークワーサーは、沖縄などの亜熱帯地域で広く栽培されている柑橘系の果物で、そのさわやかな酸味と香りが特徴です🍋。この果物に含まれる成分の中でも特に注目されているのが、ノビレチンというフラボノイドの一種です。ノビレチンは、健康維持や病気予防に対してさまざまな効果があることが科学的に示されています。この記事では、シークワーサーに含まれるノビレチンがもたらす健康効果について、解説します✨。


ノビレチンとは?

ノビレチンは、柑橘類に含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用を持つ成分です。特に、シークワーサーには他の柑橘類に比べて多くのノビレチンが含まれており、その含有量は非常に高いことで知られています。ノビレチンは、体内でのさまざまな代謝に良い影響を与え、健康の維持や病気予防に貢献しています。
東北大学が示した研究により、以下にシークワーサーに含まれるノビレチンの量を示しました。

シークワーサーのノビレチン含有量
温州ミカン:100g中24mg
カボス:89mg
ポンカンで:127mg
シークワーサーには、なんと267mgも含まれています

これらの数値からもわかるように、シークワーサーは他の柑橘類に比べて圧倒的に多くのノビレチンを含んでおり、その含有量は数十倍にもなる場合があります🍋。

ノビレチンの主な健康効果

1. 抗炎症作用

ノビレチンには強力な抗炎症作用があります🔥。体内の炎症は、生活習慣病や慢性疾患の原因となることが多く、長期間続くと心臓病や糖尿病などのリスクが高まります。ノビレチンは、炎症を抑えることでこれらの病気の予防に役立つことが期待されています。

2. 抗酸化作用

私たちの体内では、日常的に酸化ストレスが発生しています。酸化ストレスは、細胞を傷つけ、老化や病気の原因となります。ノビレチンは、抗酸化作用を持ち、この酸化ストレスを抑えることで、細胞のダメージを防ぎます。これにより、アンチエイジング効果やがんのリスク軽減が期待されています🌿。

3. 脂肪代謝の促進

シークワーサーに含まれるノビレチンは、脂肪の代謝を促進する働きがあります。研究によれば、ノビレチンは肥満の予防脂肪肝の改善に効果的であることが示されています。ノビレチンは脂肪細胞に直接作用し、脂肪の蓄積を抑えるため、ダイエットや体重管理をサポートする力が期待されています。

4. 認知機能の向上
ノビレチンには、アルツハイマー型認知症を予防する効果があります。アルツハイマー型認知症は、認知症の中でも最も多い病気です。認知症の発症は、脳内の神経細胞が急激に減り、脳が委縮してしまうことで、認知障害や知能低下などが起こるといわれています。アルツハイマー型認知症の代表的な特徴としてアミロイド斑があります。アミロイド斑は脳内にアミロイドβが過剰に蓄積することで生じます。ノビレチンは、このアミロイドβを減少させるとともにその沈着も減少させます。さらに、ノビレチンには神経細胞の伸展作用に重要な役割を持つシグナル細胞情報伝達分子を活性化させる働きもあることから、アルツハイマー型認知症を予防する効果があるといえます。
実際に東北大学の研究では、ノビレチンが抗認知症成分ノビレチンの効果を示しています。

5. 血糖値のコントロール

ノビレチンは、インスリンの働きを改善し、血糖値を安定させる効果があります。これにより、糖尿病の予防や改善に役立つことが期待されています。特に、2型糖尿病のリスクが高い人や、血糖値コントロールに苦労している人にとって、シークワーサーの摂取は効果的な対策となるかもしれません🍊。

ノビレチンを効果的に摂取する方法

シークワーサーを摂取する方法として、ジュースやサプリメントが一般的です。ジュースは手軽にノビレチンを摂取できる一方、サプリメントはより高濃度でノビレチンを取り入れることが可能です。ただし、ノビレチンは体内での吸収率が低いため、長期的に摂取し続けることが大切です。シークワーサーパークではドレッシングや、ジャムに加工した商品も売られていました。様々な方に身近に手にとってもらえるような商品が並んでいるのも魅力的でしたね。ちなみにジャムは試食ありました!!

ノビレチンに関する注意点

ノビレチンは一般的に安全とされていますが、過剰摂取は推奨されません。特に、サプリメントを使用する場合は、適切な量を守ることが重要です。また、シークワーサーのジュースには酸味が強いため、胃に不快感を感じる場合は、水で薄めるなどの工夫をして摂取すると良いでしょう。

沖縄旅行でシークワーサーの魅力に触れることができました。沖縄県は日本一の長寿国。長生きの秘訣には、このシークワーサーがいい影響をもたらしているのかもしれません。みなさんぜひ沖縄に行った際には、シークワーサーパークを訪れてみて下さい🍊🍋

専門用語の解説

  • ノビレチン:柑橘類に含まれるフラボノイドの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用がある。

  • 抗炎症作用:体内の炎症を抑える働き。慢性疾患の予防に役立つ。

  • 抗酸化作用:酸化ストレスを抑える働き。老化や病気の予防に有効。

  • 脂肪代謝:体内の脂肪をエネルギーとして分解する過程。肥満予防に重要な役割を果たす。

まとめ

  • ノビレチンはシークワーサーに多く含まれ、健康維持に役立つ。

  • 抗炎症作用や抗酸化作用があり、病気予防に効果的。

  • 脂肪代謝を促進し、肥満や脂肪肝のリスクを軽減する。

  • 認知機能を向上させ、アルツハイマー病の予防に期待されている。

  • 血糖値のコントロールにも効果的で、糖尿病予防に役立つ。

ハッシュタグ

#ノビレチン #シークワーサー #健康効果 #抗炎症 #抗酸化

参考文献


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