(第7戦)ピアノ vs 家
比較シリーズなのか、対決シリーズなのか、よく分からないシリーズになってきたが、年末カウントダウンに合わせて、大晦日まで続けたい。
ところで、第3戦、第4戦、第6戦を見ると、まるで紅白歌合戦のようになっていることに気づいた方はいるだろうか。
坂本九、小林明子、南佳孝、AKB48、さだまさし、平松愛理と、男女が交互に出てきている。
さて、今日は、「もしも」シリーズである。
キーワードは「夢」。
【西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」】
だけど 僕にはピアノがない
君と 夢見ることもない
心はいつでも 空回り
聴かせる夢さえ 遠ざかる
【小坂明子「あなた」】
家の外では 坊やが遊び
坊やの横には あなた あなたがいてほしい
それが二人の 望みだったのよ
いとしいあなたは 今どこに
《解説》
この2つの歌に共通するのは、どちらも愛する人との夢が実現できずに終わっていることである。
人生において、誰かと一緒に夢を共有して、その夢の実現に向けて助け合いながら努力し、夢が叶った先に、お互いが満足して安らかに死ねたら最高だろう。
残念ながら、人間(命あるものはすべて)はそれぞれ同じタイミングで自然死を迎えられない。
死ぬまでに二人でやり遂げたいことがあったら、体が動くうちに(健康でいられるうちに)、悔いのないように準備を進めていきたいものだ。