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法の下に生きる人間

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時代の移り変わりとともに、さまざまな法律が作られたり、改正されたりしている中で、国の最高法規である憲法は、本シリーズ開始時点ではまだ一度も改正されないまま、今日に至っている。 し…
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2023年6月の記事一覧

法の下に生きる人間〈第10日〉

認知症基本法第8条では、国民の責務として、「認知症の予防に必要な注意を払うよう努める」こ…

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法の下に生きる人間〈第9日〉

私たちが、死ぬまでの間に、いつ認知症になるかは誰にも分からない。 もちろん、認知症になら…

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法の下に生きる人間〈第8日〉

法律が定められると、私たちはその法律に縛られて生活することになるわけだが、いわゆる「責務…

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法の下に生きる人間〈第7日〉

今日は、認知症基本法で「認知症」がどのように定義されているか確認してみよう。 第2条に、…

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法の下に生きる人間〈第6日〉

通常国会が、先日閉会した。 主要法案が続々と可決した中で、私が一番注目した法律を、今週は…

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法の下に生きる人間〈第5日〉

今週は、国の最高法規である日本国憲法について、憲法改正や戦争の放棄、天皇の立場について、…

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法の下に生きる人間〈第4日〉

昨日は、明治憲法の条文を3つ挙げてみたが、戦前・戦中の昭和天皇が、国民にとってどのような存在であったかが分かったと思う。 今日は、現行憲法における天皇の位置づけを確認してみよう。 第1条と第6条と第7条の3つを挙げるが、国民と天皇の関係性について、これらの条文だけでもだいたいのことが分かるかと思う。 【第一条】天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。 【第六条】天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命す

法の下に生きる人間〈第3日〉

第二次世界大戦で、日本国民が敗戦を知らされたのは、昭和天皇の玉音放送が流れたラジオからで…

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法の下に生きる人間〈第2日〉

日本国憲法は、有名な前文と、11の章から成っている。 最後の第11章は、昨日も触れたとお…

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法の下に生きる人間〈第1日〉

日本がまともな国家になったと言えるのは、どの時代まで遡ればよいのか、それは、今を生きる私…

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