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la la la初稿(by ラララ世界)

まばゆいほどに白い朝の光、
何もかもを包みこんで沈んでいく夕日、
”さよなら”と”ここにいるよ”がほんとうは同じであること、
また今朝、新しく伸びてきたポインセチアの小さな芽、
今は遠い。けれど愛しているあなた。
ふと入り込んだ午後の風は、部屋を一巡りして、
この場所を清めながら、光の星屑を落として行ってくれる。
そんなことを考えていると、世界はまったく「ラララ」なのであった。

必要がない人には見えない。
見ようとしなければ見えない。
「全てがそこにありすぎて」
幼いころ、自分の好きな貝殻だけをたくさん拾った砂浜のように、
世界の「ラララ」は、わたしにだけ、君にだけ、
あなたにだけ呼応し、あなたの元で”ラララ”する。

やっぱり世界は、まったくもって「ラララ」なのだ。
いつどんな時も、
悲しい戦争が起きている時も。
すべてが壊れて、真っ暗になればなるほど、
夜、空を見上げればそこには宇宙がピカピカ輝いているように。

* * *

(ラララ・ラム子の「la la la世界」、はじまりはじまり〜♪)

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