突先 13. 冷たいギフト
完全なる雑記。とりとめもないメモ。
けれどもとても重要なメモ。
今朝、滋賀から石が帰ってくる、おかえり。
(やっぱり避難していたんだよね)(うんそうだよ)(僕たちは、すこし先のことがわかるからね)(そうだね、あの場所はまずかった)
(そうだね、あの場所に行ったら、すべてが終わっていただろう)
午後、リハビリ。
この病院はいつでもわたしを護ってくれているけれど、特にこのリハビリのマスクくんは、おそらくこっちサイドの、特別刺客だろう、毎日わたしの肺を確認し、昨日より大きく息が吸えるようにアジャストしてくれる。
息をしなければとにかく。大きく息をしなければ戦えぬ。
そんなわけでリハビリのあと毎日1時間ほど廊下のBarでトレーニングをする。廊下の手すりはちょうどバレエスタジオのバーと同じ高さ、
このバーでありとあらゆるストレッチができてしまう奇跡に、3日前まで気がつかなかった。
ふとサントリーニのアクロティッリの近くのBeachのことを思い出した。
マロニエの種を埋めたビーチのこと。
きっとこの場所は、何か今日考えていることと関係がある。
嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ