プロローグ8. Happyアイテムを持つ(by ラム子)
こんにちは。「想念」や「軌道」とか「時間の謎」とか、ちょっと難しい話が続いて、本当にプロローグなの!? という感じがありますので、
今日はちょっと、ささやかで具体的な話。
みなさんは、じぶんをUp♪ してくれるHappyアイテムを持っていますか?
それはパワーストーンとか幸運のお守りとかではなく、もっと身近で、じぶんを安心させてくれるアイテムです。安心させてくれている実感すらないほどにそばにあるもの。そういったささやかなものがじぶんにとっていい風を運んできてくれる。または「いい風」とまでいかなくても、何か、そこを心地よい空間にしてくれる。
それに気づかせてくれたのは妹でした。
あるとき、妹と下着を買いにいった時、みんなも知っているフィンランドのアニメをとても可愛く大人用にあしらった下着がありました。
その時妹が「これは持っておいた方がいいよ、こういう自分に古くから馴染みがあるものは、持っておくと、なんていうか、いいから」と言いました。
わたしは大人になるまで、周りにはそのアニメのキャラクターの名前で呼ばれていました。(その韻というか音に慣れていたので、作家名も同じマ行の名前にしました)
ニックネームがそれなので、誕生日にそのハンコとか、マグカップなどをもらうことが多く、おのずと家にはそのグッズが増えていたのですが、自然と増えていたので、意識したことはなかったのです。
けれどもその妹の言葉が、あまりにすごく自然で、スピリチュアルというよりも、「あ、あの”ねじりパン”買おうよ、昔から好きだよね」のような感じに聞こえて、なんかすごく「そうだな」と思いその時下着を買いました。
そして別の機会には、自分でそのキャラクターのキーホルダーを買って家の鍵をつけてみました。
そうして段々と、肌感覚で理解してきました。なんていうか、自分にとって長くそばにいてくれたり縁があるものというのは「魔女の宅急便」でいうところのキキにとってのジジのようなもの。SATCで言えばキャリーにとってのブリーカーストリート近くのあのアパート。(作中ではキャリーにとって靴こそまさに彼女の気分を上げるそういったアイテムとして描かれていますが、でも実は本当に彼女にとって大切なものは、わたしはあのアパートなんだと思っています。なんかそういう感じかな)具体的に、そのアイテムにパワーがあるとか、邪気を跳ね返す、とか、そういうことでなくても、「わたしとそれ」という<組み合わせそのもの>が「魔法」になるのだな、ということ。その小さな魔法は、ささやかだけれども、やんわりと、夏の昼寝時の蚊帳のように、あなたを守ってくれています。
きっと無意識にみんな、そういったアイテムをそばに置いているはずです。
(あ、そういえば・・・)というのがきっとあると思います。
もし思い当たるのがあるのなら、新しく何か強いものを買い足したり、パワー求めて外に目を向けるのではなく、その子にちょっと目をかけるというか、意識すると良いと思います。よく目につくところに置いてみたり、もし埃をかぶっていたら拭いてみたり。もし食べ物だった場合は「これか!」と思いながら食べてみたり。意識することでその絆に光が通るような感じになると思います。
あまりに当たり前にそこにありすぎて意識していないもの。
意外とそれらがあなたを護ってくれているかもしれません。
その存在を、ちょっと意識してみませんか。
それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆
✴︎ ✴︎ ✴︎
<ラム子より不器用さんたちへ>
「東の魔女」に聞きたいことがあれば、気軽にコメントしてくださいな。
それをテーマに次の記事を書くなど、一緒にこのマガジンを作っていきたいと思っています♪ la la la♪
嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ