マガジンのカバー画像

la la la ”シュライン”

25
神社にまつわること、またはその旅に関しての記事をまとめたもの。随筆、旅日記的なものも多し。
運営しているクリエイター

#写真

シュライン#13 「多賀大社」(イザナギ・イザナミを追いかけて②)

前回の「お多賀さん」では、お多賀さんにまつわる物語なんかを紹介したのですが、今回はシンプルに、神社の写真や説明なんかを載せて、「行ってみようかな」と思う人の、何か足しになるようにしたいと思います。 まず「多賀大社」なのですが「なんで”大社”なんだろう”神宮”とどう違うのかな」と母が言っていたので調べてみましたが”神宮”は基本的に天皇にまつわる宮さんのことで”大社”は格式高く、規模の大きい神社のことだそう。 鳥居の前の通り。ちょっとした土産物屋や食べ物屋があります。 母が「

la la la 30. 「語られぬ、湯殿にぬらす、袂かな」(By 湯殿山”未来”の旅)シュライン#5

こんにちは。このタイトルは、松尾芭蕉が湯殿山を訪れて詠んだ句です。 実際に訪れたじぶんとしてはとても感じいる句だったのでタイトルに引用しました。ネットでこの句をいろいろ調べてみましたが、どの解釈も、実際にあの場所に行ったわたしは、なんとなく違うように感じました。 わたしはとてもストレートに、この句を受け取っています。 つまり、何も語っていない、という風に。言葉の裏に意味を籠めたらそれは語ってしまったのと同じこと。松尾芭蕉は、どこまでも深くいろんな意味合いを沈めることができる五

la la la 28.巨大なひとつの生き物の上を歩く②(By 羽黒山”現世”の旅)シュライン#3

こんにちは。改めて、現世の旅”羽黒山”の続き。 お茶屋さんではお餅とお抹茶で体を癒し、そこで次の日に向けての情報をもらいました。そこでわかったのは、次の日に行くつもりの月山(がっさん)と湯殿山(ゆどのさん)、月山はまだ雪があるし、ふつうの運動靴で登るのは難しい、ハードな登山だよ、ということと、湯殿山には、平日は全くバスが出ていない。行くこともできなければ、帰りどうやって駅まで戻る!? というお話でした。わたしは基本的に”強い意思”を持ってここに来ていますので、特にそれを聞いて

la la la 27. 巨大なひとつの生き物の上を歩く①(By 羽黒山”現世”の旅)シュライン#2

こんにちは。出羽三山の1つ「月山(がっさん)」の麓に泊まっています。 無事にこの場所まで辿り着くことができました。山間(やまあい)ですのでWifiの調子にムラがあり、昨日の投稿のリライトが少し遅れて、見に来てくれた人ごめんなさい。そしてやはりあまりにも目の前に拓けたパワーの種類が違ったので、昨日の投稿にはあまり加筆しませんでした。 導かれるようにやってきた出羽三山です。 今日はまずはここからと言われる羽黒山に。2446段の階段を登って頂上まで歩きました。 出羽三山[でわさ