歯医者に通って
今、歯医者に通っています。
そして、突然こう聞かれました。
「何にしますか?」
「へ?」
ラーメン屋の注文じゃないのだから、なんにって言われてもよくわからん。
詰め物をしていた部分の下が虫歯になっていた、と。
よくあるパターンですよね。
で上のシーンに戻る。
コロナでしばらく歯科へ通うのを躊躇して疎遠になっていました。
そして改めて家の近くの歯科へ変えました。
「何に」とは何があるのですか?
と聞きながら、医療機関の問題について考えました。
治療方法の知識が
ある ≫ ない
で考えると、患者は情報弱者です。
でも一人一人にゆっくり気が済むまで
治療方針の説明をできるほど病院に余裕があるとは思えません。
結局、保険適用の詰め物ではなく、ゴールドの詰め物にすることにしました。でもなんとなく腑に落ちていない、不完全燃焼な気持ちが残ります。
決断に至るまでに納得のいく説明を貰いたい患者と、余裕のない医療機関。
お金を払う側の情報レベルが足りない。
証券会社の営業の人と話しているみたい。
自分にとって大切なことを決めるシーンで、腹落ちするだけの情報が欲しいところです。
ということで帰宅して、ネットで調べてみました。
歯の治療は何がいいの?
お口の健康はとても大切です。
8020運動ってご存知ですか?
80歳の時に歯が20本残っているようにしようというものです。
人間には「寿命」ともう一つ、「健康寿命」があります。
元気に自分がやりたいことをできる時間。
なるべく元気でいたいですよね。
それに深く関わってくるのが、お口の健康。
20本残っているのは良いとして、では全部で歯は何本でしょう?
答えは28本(永久歯)。
では、口の中の価値はどのくらいなのか?
調べているうちに色々な記載を見つけました。
誤って抜歯してしまった事件の損害賠償が歯一本で118万円だったとのこと。
専門家の見解では歯の価値は一本80万とも100万とも言われているとのこと。
もし一本80万円で計算すると、歯の価値は
80万円×28本=2240万円。
とすると、口の中には、もともと2240万円の価値を持っていると言えるかもしれません。
118万円で計算すると、3304万円です。
虫歯になってしまった部分もなるべくこれ以上悪くならないように気をつけて使っていかないと、どんどん「資産」が目減していくわけです。
定期的にメンテナンスしよう。
こうして考えると詰め物も長持ちする素材が良いと思います。
しかも年齢とともに「歯」の土台である歯茎も変化してゆきます。
「舌」も衰えてゆきます。
虫歯だけでなく歯茎も舌も健康に保つようにしなければいけません。
そこで登場するのがパタカラ体操。
パタカラ体操とは、「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、口や舌を動かし食べたり飲んだりする機能の維持向上がはかれる体操です。
パタカラ体操を行うことで、唾液の分泌を良くしたり、誤えんを防ぐことができます。
動画を見つけました。
→
表情筋のトレーニングの医療用器具に「パタカラ」という商品もあることに気づきました。
作っている会社名も「パタカラ」。
しかも、小顔グッズと書いてあります。
誤嚥防止に口唇筋力を鍛える医療用器具と聞くと高齢者向けのイメージになりますが、小顔グッズ、マスク生活で衰えた表情筋やほうれい線、二重顎解消なんて書いてあると、なかなか気になる商品です。
歯磨きや、パタカラ体操は元手がほとんどかからない資産防衛ですよね。
資産防衛!と思いながらやれば続きそうな気がしています。
おまけ。
会議の合間などのアイスブレイクに使えそうだなと思ってよく見ている「ごぼう先生」のじゃんけん体操。
これをパタカラでやったら頭の体操にもなりそう。
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