桜の日
3月27日は桜の日なのだそうです。
知ってました?
私は今朝起きたら、スマホが桜についてウンチクを語り出したので、初めて知りました。
平成4年に制定されたらしいです。
それも「全国各地の桜の木を保護していこう」という目的だそうです。
確かに、各地のソメイヨシノの寿命がきているらしく、桜の名所が減っています。
(九段下、千鳥ヶ淵では毎年募金を募っています。)
ソメイヨシノは交配種なので(全部クローン)寿命が短いのだそうです。
私が見に行った桜の中で、長寿な桜といえば…
山梨県の
「神代桜」でしょうか。
「山高神代桜」は北杜市の実相寺境内にあります。
福島県の三春の滝桜、岐阜県の薄墨桜と並んで、日本三大桜の一つです。水仙も咲いていてとても迫力のある景色でした。
山桜系のさくらは寿命が長いとはいえ、ここのエドヒガンザクラは1800年とも2000年とも言われていました。
1800年!
ヤマトタケルノミコトが植えたと言われていて、木が弱った時に日蓮商人が回復を祈って再生したという由来を聞きました。
日本の歴史とともにあるような桜です。
いずれにせよ、日本の桜の名所が減ってしまうのは寂しいので、こうして桜の日を設けて保護をしようというのは良い事だと思います。
さくらの花粉には興奮を誘発する「エフェドリン」という物質が含まれているそうです。エフェドリンは不安感を取り除いたり自信回復につながるようです。お花見に行くと楽しくなるのは、こういう原因もあったのかもしれません。
枯れてしまったソメイヨシノの後に「神代曙」という桜が植え替えられているところもちらほら見るようになりました。
このさくらは神代植物公園に原木があるそうです。
また、目の不自由な方にも花を楽しんでもらえるように、ほのかに甘い香のある「春めき」という桜も少しずつ植えられているそうです。
各地で桜の名所がどんどん増えて、みんながお花見をして幸せな気持ちになれるといいですね。
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