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【映えスポット紹介】地図にない湖〜石切山脈

石切山脈。ご存知ですか?

日本最大の採石場です。

JR水戸線稲田駅より、徒歩20分ほどの場所にあります。

「地図にない湖」というキャッチフレーズを見つけて、それを見たさに、専門のガイドによる、車で採石現場を案内してもらえるという「プレミアムツアー」に申し込んでみました。

採石現場をぐるっと巡るおよそ1時間のコースです。


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稲田石は今から約6千万年前に誕生しました。海底深くで長い時間をかけ冷えて固まり、世界でも類を見ない真っ白な御影石になりました。通称“石切山脈”と呼ばれるこの山地は、八溝山系東西約10km、南北約5kmの広大な地域で採掘され、地下は深さ1.5kmまで続いているとされています。  パンフレットより


写真は、現在は使われていない採掘場跡、「前山採石場」。

地下65メートルまで採掘後、岩の割れ目に溜まった湧き水や、雨水により

「まるで古代遺跡のような景観」「地図にない湖」などと呼ばれています。

映り込みがとても綺麗です。

ここから奥山採石場の採掘現場まで、車に乗って連れて行ってもらいます。

ツアーに参加しないと行けない場所です。

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この車で行くのですが…

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車にナンバーがありません。

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前山採石場の前から、奥山採石場へ至る道は、けものみち。

オフロードです。

先ほど、対岸から見えていた岩の上に来ました。

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こちらが奥山採石場。

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良い石と悪い石の見分け方も教わりました。

石の中に隙間があると、そこから酸化してサビの色がついてしまうのだそうです。

写真ではわかりづらいですが、ここの御影石は白くて、雲母がキラキラしています。

東京駅の前の石畳などにも使用されているということでした。


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石を切り出した断面が平らなのは、ダイヤモンドのチップを埋め込んだロープ状の「ワイヤーソー」を回転させながら切り出すからだそうです。

(御影石の硬度は7.5なのでダイヤモンドでないと切り出せない)

以前は、ノミやドリルも使用していたそうですが、この方法の方が綺麗に歩留まりよく切り出すことができるのだとか。


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ここは、火薬を使うことができる場所なので、アーティストの撮影や、子供向けの戦隊ものの撮影にも使われるそうです。


このツアーでは、上から見ていた前山採石場の湖の水面近くまで降りることもできます。

どんどん水が溜まって、水位が上がっているそうです。


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ところで、タイトル写真は『プレミアムモンブラン』。

笠間は、栗の産地。
そして、今は栗のシーズン。
これを食べない理由がない!

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採石場と湖が見晴らせる稲田石を使った石畳のテラスでいただくことができます

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どれも一般では入れない場所、なかなか普通では見ることのできない景色です。

また、この辺りは春になると山桜が綺麗なのだそうです。
石切山脈と桜の競演を見にまた訪れてみたいなと思いました。


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