見出し画像

千葉の自然を満喫!手賀沼サイクリングの魅力とおすすめスポット

観光地や人気スポットの混雑が戻ってきました。
私はカレンダーの色に関係なく祝日は仕事、基本的に土日がお休み。ということで貴重な土日のお休みが混雑するのは嫌なのです。時はゴールデンウィーク後半。せっかくのお休みがもったいない気がして、ストレスなく休日を過ごせそうな場所を考えました。
そして思いついたのが、手賀沼一周サイクリング。
これがなかなかの穴場で良いと思ったので、今日は手賀沼のサイクリングについてご紹介します。

1.はじめに:手賀沼の初夏とサイクリングの魅力

手賀沼は、千葉県北部の柏市、我孫子市、白井市、印西市にまたがる利根川水系の湖沼です。
一周約20キロのサイクリングコースがあり、手賀沼周辺の公園や道の駅などで自転車を借りてサイクリングを楽しむことができます。
サイクリングコースは高低差がそれほどなく、道も整備されていて初心者でも十分楽しめます。また桜並木やツツジなどが咲き誇る春はサイクリングを楽しみながらお花見をすることもできます。
出かけた日は道の両側にツツジが満開でした。
また写真のようにベンチも多く、ゆっくりと景色を楽しみながら休憩することもできます。

2.装備と準備:サイクリングに必要なアイテム


新緑が美しい手賀沼で爽やかな風を受けて自転車を走らせるのはとても気持ちよいものです。
サイクリングロードは整備されていて走りやすいので、初心者向きと言えます。高低差もさほどなく、特に本格的な装備は必要ありません。ただ、注意点があります。この整備された沼の周遊コースではなく、利根川水系を絡めた長いコースを本格的に走り込んでいる人たちがいました。本格的なウェアを着てペース配分しながら走る上級者がいることも考えて、交通ルールを守って走りましょう。
といっても写真の通り、混み合っていませんので、マイペースで悠々と走ることができます。場所によっては、誰もいない、貸し切り状態でした。


貸切状態

沼の周囲には、道の駅やカフェなどが点在していて、トイレや休憩する場所には事欠きません。ですが、これからの季節は日差しもキツくなります。水分の準備は必要です。

途中にあった自動販売機に手賀沼の「うなきちさん」が描かれていました。

3.アクセスとスタート地点:手賀沼への行き方


手賀沼遊歩道の基点となる手賀沼公園は、JR常磐線我孫子駅南口より南へ約800メートル、徒歩で約10分です。
我孫子駅付近にもレンタサイクルがあります。ですので駅付近のレンタサイクルを利用できたら、公園まで歩かずに駅を降りてすぐに自転車を借りて走り出すことも可能です。ただ、自転車の台数に限りがありますので、混んでいる週末には遅い時間に行くと、全ての自転車が出払っている可能性があります。
この「手賀沼周遊レンタサイクル」は休日を中心に貸し出しを行なっていますので、ホームページでスケジュールを確認して行くと良いでしょう。


こちらの手賀沼周遊レンタサイクルで借りた自転車は、我孫子市内3か所、柏市内2か所のレンタサイクルステーションで返却できます。


しかし、私はのんびり出掛けた結果、駅前→手賀沼公園→手賀沼親水広場の全てで自転車が出払っていて借りることができませんでした。その結果、ぶらぶらと沼の周辺を散策しながら手賀大橋を渡り、「道の駅しょうなん」まで行って、そこでようやく自転車を借りることができました。係の方によると、「ちょうど朝に借りた人が戻ってきたところ」との事。
のんびりしすぎだ、私。
レンタサイクルは1台500円。
電動アシスト自転車は1台1000円でした。(2024年4月時点)
私は電動アシスト自転車を借りました。

係の方のオススメは、道の駅しょうなんから時計回りに手賀沼を回るコース。
「北柏寄りの沼の左半分に色々と施設があるから」との事でしたので、そのおすすめに従って走り始めました。
ちょうど、手賀沼の左側、一番北柏寄りの場所に「北柏ふるさと公園」という広い公園があります。ここにもレンタサイクルがあるので、こちらをサイクリングの基点とする人も多いようです。
「北柏ふるさと公園」にはJR北柏駅南口から徒歩10分ほどで行くことができます。またJR柏駅東口からバスもあるようです。

4.コース案内:主要ポイントと見どころ


手賀沼サイクリングロードは、随所にベンチやトイレがあります。また沼の南側半分は「手賀沼自然ふれあい緑道」として人と自転車が別れた舗装された遊歩道となっており、とても走りやすいです。



「手賀沼自然ふれあい緑道」は柏市北柏橋から手賀曙橋までの9.4km。のんびり走っても1時間程度です。
この手賀沼自然ふれあい緑道の真ん中あたりにあるのが「道の駅しょうなん」です。「道の駅しょうなん」の近くには天然温泉「まんてんの湯」やナシ園、ブルーベリー農園などもあります。

沼の北側は「手賀沼ふれあいライン」。
こちらには白鳥のボートに乗れるボートセンターや、ミニ鉄道のある手賀沼公園、手賀沼親水広場、鳥の博物館、キャンプ場などがあります。
また白樺派の文人たちゆかりの碑があります。

ということで手賀沼を一周すると、2時間ちょっとかかります。
途中で白鳥のボートに乗ったり、農産物の買い物をしたり、食事休憩をしたりする時間を考えてプランを組むと良いでしょう。


次の写真は手賀沼親水広場、水の館。

ここには「あびこ農産物直売所『あびこん』」とレストラン「旬菜厨房 米舞亭」などがあります。
広場の駐車場には絶滅した巨鳥「ジャイアントモア」のモニュメントが設置されていました。


5 休憩場所や、各スポットの写真など

「道の駅しょうなん」には農産物の直売所、新鮮な野菜を使った料理がおすすめのレストラン「VEGETALIAN SHANTY」やピーナツのソフトクリームの販売をしている「木村ピーナツ」などがあります。

こちらは濃厚なピーナツソフトが浮かべられている木村ピーナツの紅茶フロート。

私は「道の駅しょうなん」からサイクリングをスタートしたので、出発前と戻ってきた後で2回休憩しました。

こちらは農家直営の「野菜レストランSHONAN」にて。
「手賀沼そば」
野菜がたっぷりで、そばが見えないですが…

奥にぼやけて写っている紅いお皿はサラダバーのもの。
メインの料理を注文すると季節の野菜やサラダ、スープ、デザートなどが食べ放題のサラダバーがついています。このサラダバーも「野菜レストラン」と銘打っているだけあって、普通のサラダバーとは一味違います。
他にも、向台たまごを使った「ふわふわオムライス」や、柏産のネギを使った「大根おろしハンバーグ」「温玉焼きチーズカレー」などのメニューがありました。

ラムネ入りソーダソフトクリーム


手賀沼周遊の遊歩道の近くには手賀カフェ、一軒家レストラン、フィッシングセンターにある「numa cafe」などなど、至る所に食事や休憩できる場所があります。

次回は古民家を改造したお店に行ってみようかなと思っています。

走っている感じが分かるようなサイクリングのショート動画を作ってみました。


小鳥の囀りを聞きながら爽やかな風を受けて自転車に乗っているとついつい鼻歌も出てきます。

♪サイクリング サイクリング ヤッホー♪ヤッホー♪

電動アシスト自転車にしたので、多少のアップダウンも楽々です。

歌が途中からクイーンに変化。

バーイセクル♪バーイセクル♪

足に自信のある方は普通の自転車でも十分なサイクリングロードですが、電動アシストがついている方が断然楽でおすすめです。




そして有名な手賀沼に居着いてしまったコブ白鳥。


一時は増えて大変だったみたいですが、この日は沼を一周して、あちこちに
1羽、2羽…といった感じで全部で5羽見かけました。

レンタサイクルのお店の方に聞いたら、以前ほど見かけなくなったということでしたが、もう少ししたら白鳥のヒナがみられるかもしれません。

6.終わりに

手賀沼の魅力は、走りやすく整備された道と沼の周辺に散らばる様々な拠点です。沼の自然と近隣の農産物を楽しめる場所がたくさんあります。

次回は、白樺文学館や手賀城址まで足を伸ばしてみるのもいいかなと思っています。

お天気の良い日は、自転車に乗って手賀沼サイクリングをしてみてはいかがでしょうか?




いいなと思ったら応援しよう!