銀木犀咲きました〜金と銀
我が家の前には『銀木犀』の木があります。
(ウチで植えたわけではないです)
銀木犀ってあまり見かけない気がします。
お近くに銀木犀ありますか?
香りは金木犀とほぼ一緒。
強いて言えば、銀木犀は金木犀より、少し香りが控えめな感じです。
そして、花が……
地味!
毎年香りがするまで咲いていることに気づきません。
『銀』という名前ですが、白の小花。
近くの公園の金木犀と比べてみます。
こちらが金木犀。
やはり金木犀のオレンジ色は目立ちます。
花のつき方や形も金木犀とほぼ同じなのに、銀木犀は存在感が薄いです。
ということは、もしかして巷に銀木犀の木があるのに気づいてないだけなのかもしれないなぁ、とこの季節が巡ってくると思います。
ところで、金銀の名前をつけた花があるのをご存知ですか?
金銀花→スイカズラです。
漢方に使われる植物です。この花は花の色が時間の経過で白→黄色に変わります。それが「金銀花」の由来となっています。
思えば、「金銀」はしばしば対比するものとして扱われますが、大体、「銀」は渋いですよね。『銀閣寺』など『金閣寺』の対のイメージでいるとこの、『金』と『銀』は、何かレイヤーが違うぞ?と驚く事になります。
一方、今年9月に10年振りにフルリメイクされて話題になったポケモンゲームの金、銀。懐かしい人、新鮮な人、広告も出ていたので目にされた方も多いのではないでしょうか。
このゲームに登場する伝説ポケモンは金→ホウオウ、銀→ルギアです。
こちらは流石にゲームなので、両方欲しくなるように出来ています。ルギア強いですよね。全く銀が地味な感じはしません。お父さんお母さん泣かせです。
では本物の金属の「金」と「銀」はどうかというと、投資的な視点で注目されています。円は安くなっていますし、ハイパーインフレが進んで現金の価値がどんどん下がっていく中で、「金・銀」を保有してリスク分散しようという観点です。
そして、100g以下の地金だと支払調書の記入が不要、(銀やアンティークコインなどは支払い調書不要)ということで相続対策にもなるとのこと。
アンティークコインを買ってみようかなぁ。
分かりやすく解説されている動画がありました。ご参考まで。
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金と銀はやっぱりスペシャルなイメージがあります。
なんだか不穏なニュースばかりが耳に入ってくる昨今、少しでも生活がキラキラするといいなと思いつつ、銀木犀の香に誘われて、そのまま「金」と「銀」について少し考えてみました。